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ロボット兵(天空の城ラピュタ)の編集履歴

2023-04-26 23:14:11 バージョン

ロボット兵(天空の城ラピュタ)

ろぼっとへい

天空の城ラピュタに登場したロボット。

※ラピュタのロボット兵の原型となったキャラクターについてはロボット兵を参照

概要

古代空中都市国家ラピュタの遺産。

戦闘用タイプとそれ以外のタイプがおり、腕部のトゲの有無で判別できる。


発見当初はメカニズムが生きているのか死んでいるのかさえ曖昧だったが、シータの所持していた飛行石に反応して起動、から放つ破壊光線要塞をメチャメチャに破壊したが、それはシータを護ろうとする行動だった────


最初に発見された1体はティディス要塞にて保管されており、かつて空から落下してきた個体(しかも当時落下してきた場所は農村)を軍が回収したものであるとされている。左腕を半分失っており、この時点ではとうの昔に死んでいると思われていたが、シータが幼少期に教えられた呪文を何気なく唱えた直後に再起動。

王の末裔であるシータを守るべく行動を開始し、軍の抵抗を物ともせず、逆に頭部の光線砲の攻撃で瞬く間にティディス要塞を火の海に変え、目の当たりにした兵士達にパニックをもたらした。

そのあまりにも圧倒的な火力で焦土と化した辺り一帯の光景を見てひどくショックを受けたシータは、自らの身を挺してまでロボットに攻撃を辞めるよう懇願している。


ラピュタの科学力で作られたロボット兵の装甲は非常に堅牢であり、軍の研究でもどんな装甲材が使われているかは分からなかったとムスカが発言しているが、劇中では重機関銃や兵士が携行するライフル程度では傷一つ付けられておらず、信管を抜いた状態だがトーチカ砲の直撃ですら装甲が凹む程度で致命傷には至らず、軍の最新鋭空中戦艦ゴリアテの砲撃(信管あり)を以ってしてやっと破壊に至るという異様な迄の防御力を有している。こんな硬度の装甲で体当たりでもされようものなら、それだけでも十分に驚異。


両目に見える部位に備えた光線砲は口径が小さい物(右目)と大きい物(左目)があり、小口径は対人用で大口径は遠距離への高火力攻撃に使用している。その射程は長く、要塞から推定5~6Kmは離れている隣町の建物にまで届いている。

大口径光線砲から発射された光線はビームやレーザーの様に命中物をそのまま貫通するだけでなく、着弾点を中心に爆発させる効果もあり、要塞に配備されていたトーチカ砲台はこの大口径光線砲により次々と破壊されている。対人用の小口径光線は着弾しても爆発しないが、それでも木造橋を一瞬で切断するだけの殺傷力はある。

上記の様な非常に高い破壊力を持っているにもかかわらず劇中では極めて短い間隔で光線砲を連射しており、エネルギー切れや弾切れの概念を感じさせない程の多数の光線砲を発射している。


更に腕部のトゲの間に皮膜のようなものを展開し翼のように変形させ、胸部にある二つのコブのような形状のブースターを起動させ飛行する事も可能。要塞の半壊機は屋内かつ片腕が欠損していたために不安定であったが、それでも十分に飛翔し目的地点にまで到達している。


その後舞台がラピュタに移り、庭園や墓石などに大量のロボット兵の亡骸が放置されている。

庭園にはまだ稼働しているロボット兵もおり、主がいなくなったラピュタで一人庭園で作業をしていた。

ラピュタ内部には出撃可能な状態で保管されているロボット兵がおびただしい数で残されており、ラピュタの権限を掌握したムスカ大佐の手により再起動。軍を攻撃し、ゴリアテすら撃沈させてしまう。しかしパズーとシータが唱えた「滅びの呪文」により、上記ので自然の楽園となったラピュタを守っていた1体を除く全てのロボット兵がラピュタと共に自壊し瓦礫と共に海へ消えていった。


しかし、物語中盤の半壊機や終盤の自壊機の内部構造は、よく見ると妙に生物染みており有機体ロボットの可能性もあるが詳細は不明。


基本的には飛行石を有するラピュタ王家の人間の命に従うように造られているが、長年のうちに劣化や誤作動が起きたのか、勝手に起動して、地上に落下したりラピュタ上で機能停止して朽ち果てたりするもの、ただ黙々とラピュタを護りつつどこか人間くさく行動するものなどが出てきている(シータとパズーがラピュタに着いた後に発見したロボットがこれ。戦闘用との違いは、腕部分の棘が無い程度)。


なお、本作に先駆けて登場していた似た外見の「ラムダ」(ルパン三世PART2の最終回「さらば愛しきルパンよ」に登場)にあった二重反転プロペラは無くなっているが、代わりに胸部についたブースターと、腕部から出る飛膜らしきものを使い、飛ぶ事が可能。



関連タグ

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