概要
YouTubeアニメ『混血のカレコレ』に登場する名称の1つ。
カゲチヨが人間の血を吸う事で変身することが可能な形態。(他の生物の血だと不可能)
カゲチヨはゾンビのウイルスの影響で理性を保っているだけで、本来は吸血鬼の血に体が馴染んでおらず、引き出せる能力もオリジナルと比べるとかなり劣る。
しかし、人の血を吸うことで理性と引き換えに吸血鬼の能力が格段に上がる。主な能力としては血液操作の性能と身体能力が高くなっている。(カゲチヨの普段の身体能力は通常の人と大差ない)
名前の通り吸血鬼の力を最大限まで引き出せる形態であり、容姿は制御時と暴走時とで異なる。
制御時は、カゲチヨの天敵であるアザミを彷彿させる髪型となり、右腕には包帯のような物が纏わり付き、右指も刃物のようなものに変化する。
暴走時は髪が逆立ち、髪色も通常より赤色の面積が増える。
戦闘力は、シディ過去編の段階ではホルスの力を制御されたシディ以上フィーア未満であったが、後に通常時では全く歯が立たなかった蝮谷キワミチを圧倒する、再生能力をもつクローンのヒビキ達を瞬殺する程度までパワーアップしている。
またイーラなどトッププレデターの上層部も存在を知らなかったようである。
同じく混血児の変身形態であるリデュースと比べると遥かにマシであるが、暴走するリスクを背負っているので、相手に絶体絶命まで追い詰められるか、覚悟を決めた際にしか変身する機会がない。
名前の初出は、ストーリー編3章4話『突然の別れ』にてカゲチヨが発言した物で当初は公式から特に決まっていなかったが、サブストーリー編(ヒビキ編)4話『カゲ君』にてレイナ・ガーベラも同じ名称を口にしたので、公式の同じ見解を示していると思われる。
またレイナが「MAXじゃないだろうね」と言っているので血を吸えば吸うほど何か起こる可能性があり、カゲチヨには超再生のようなオリジナルの異宙人の能力を超えるポテンシャルがあるため、より強力になるかもしれない。
そして3章10話「暴走の先に」にて吸血鬼化による暴走を一時的に克服したが、その理由は明確にはされていない。
余談
コミック版27話にて、レイナとアザミによって原作にはなかった吸血鬼化を匂わす描写が描かれている。