概要
『王様戦隊キングオージャー』に登場する惑星チキューにある五つの国(シュゴッダム・ンコソパ・イシャバーナ・トウフ・ゴッカン)の王様たちによる同盟調印。
本編開始より数百年前。敵国バグナラク軍と戦いそれ等を封印した当代の勇者5人が同国の復活を予言し、その来るべき時に備えるべく勇者の子孫…五つの国の王が再び一致団結して戦うという内訳。
そして予言が成就する年となる本編第1話。同盟の調印式を執り行うべく各国王がシュゴッダムに集うものの、前々よりシュゴッダム国王ラクレス・ハスティーに不信感を抱いていたンコソパ国王ヤンマ・ガストが異議を唱えた上に、予想よりも早くバグナラクが目覚めて侵攻を開始。
さらにラクレスが一連の騒動にかこつけてンコソパに反逆罪を擦り付けて攻め入り、それを区切りに他の四つの国全ての支配を企んでいた事、そこにたまたま居合わせ、国王の実態や一連の目論見を知ったシュゴッダム国民のギラが、オージャカリバーとシュゴッドを奪い国外逃亡した事から同盟そのものが有耶無耶になってしまう。
それからしばらく経った第5話。調印式の立会人も兼ねていたゴッカン国王リタ・カニスカの調べにより、ギラがシュゴッダム王弟である事が発覚すると、彼を王に変わって国代表に立てる事にイシャバーナ女王ヒメノ・ランとトウフ国王カグラギ・ディボウスキも賛同したため、改めてチキューを守るべく五国同盟がここに締結されたのであった。
続く第6話。バグナラクの卑劣な罠をどう対処するか緊急会議が開かれるものの、ラクレスはあろう事かリタが持参した五国同盟の証明書を切り裂き一方的な破棄を宣言。
だがリタ風で言えば、この同盟の代表を託され調印を纏めたのはギラの単独であるため、連名の著もなく然るべき手続きも踏んでいないラクレスの行動は、同盟の破棄という意味では成立していない。