暗号学園のいろは

あんごうがくえんのいろは

週刊少年ジャンプ2022.51号より連載開始の漫画。

原作：西尾維新、作画：岩崎優次

概要

うろおぼえウロボロス、めだかボックス、症年症女に続く西尾維新のジャンプ系漫画第四弾。

今回のテーマは「暗号」だが、著者らしくただの謎解きパズル漫画では終わらない。

英題は「Cipher Academy」(サイファー・アカデミー)。

勿論本作品も英訳されているが、翻訳家がギブアップ宣言したことも少し話題になった。

あらすじ

現代日本。時の政府は第四次世界大戦に備えて暗号解読員を養成する傭兵学校『暗号学園』を創設。

そこに一学生(一般人)として入学したいろは坂いろはは、洞ケ峠凍と出会い謎のメガネを手渡された事で暗号学園の秘密と個々の陰謀が絡んだ『暗号戦争』に巻き込まれていく。

主な登場人物

CVは関連動画のジャンプ公式ボイスコミックの配役

いろは坂いろは（いろはざかいろは）

CV：佐藤利奈

1年A組1番　11月21日生まれ。

主人公。西尾作品によく居る女子にしか見えない男子。

女子が多い「暗号学園」に時節柄の関係で選ばれた一般生徒。

暗号の「あ」の字も分からない素人だったが、凍から受け取った眼鏡の力で暗号解読の能力と快感に目覚めていく。

口癖は「いろはのいだよ」。

洞ケ峠凍（ほらがとうげこごえ）

CV：佐倉綾音

1年M組0番　6月7日生まれ。

もう一人の主人公。ゴーグルメガネをかけたオレっ娘。

東洲斎達に追われていた所をいろはに匿われ、お礼として暗号のヒントが浮かび上がるスマートグラス型の戦争兵器を託す。

暗号学園に眠る暗号資産500億Ｍ(モルグ)の発掘を目的として暗躍。いろはに「それだけあれば世界で起きてる戦争の半分は停めることができる」「一緒に戦争なくそうぜ」と語っているが真偽は不明。"戦争屋"という呼び名や表向き存在していないM組を自称するなど、未だ謎の多い人物。

口癖は「大きな声じゃ言えないがね」(こごえ→小声だけに)。

東洲斎享楽（とうしゅうさいきょら）

CV：大西沙織

1年A組8番※　5月1日生まれ。

いろはのクラスメイトで学園1の悪役令嬢。

大手兵器メーカー『踏襲図(キックアタックプランニング)』の跡取りで、凍の元雇用主。

凍が500億Ｍを手にすれば世界で起きている戦争を倍に増やしかねないとして(また自身を裏切ったことへの私怨からか)彼女を追う中で、凍の新しい手駒と思われるいろはに接近する。

口癖は臀部にまつわる夥しいまでのスラング(「ケツの穴から手を突っ込んで奥歯ガタガタ言わされたいの？」など)。

※本誌版では出席番号は「10番」となっていたが、単行本第1巻では「8番」に修正された。

暗号学園1年A組

担当教官：肉枝搾(にくえだ・しぼり)

出席番号	名前	読み(姓・名)	誕生日
1番	いろは坂いろは	いろはざか・いろは	11月21日
2番	海燕寸暇	うみつばめ・すんか	9月7日
3番	朧そぼろ	おぼろ・そぼろ	9月26日
4番	徐綿菓子	おもむろ・ゆかこ	2月2日
5番	絣縁沙	かすり・えんさ	2月3日
6番	雁音嚇音	かりがね・かくね	5月8日
7番	小芝井躾	こしばい・しつけ	4月3日
8番	東洲斎享楽	とうしゅうさい・きょら	5月1日
9番	(匿名希望)	とくめいきぼう	非公開
10番	膾商	なます・あきな	8月4日
11番	沼田場愁嘆	ぬたば・しゅうたん	5月3日
12番	濃姫家雪	のうひめ・いえすの	3月14日
13番	母倉乱数籤	ははくら・らんすろっと	1月5日
14番	牡丹山春霧	ぼたやま・はるきり	6月26日
15番	真蟲犇蝌蚪	まむしひしめき・おたまじゃくし	9月5日
16番	目々蓮馬酔木	もくもくれん・あしび	9月3日
17番	夕方多夕	ゆうがた・たゆう	1月4日
18番	要塞村鹵獲	ようさいむら・ろかく	3月27日
19番	羊狼川食穂	ようろうかわ・しょくほ	3月8日