「黙れ・・・」
概要
一連の変態人妻事件を担当している女刑事。
全身黒づくめという服装に三白眼で異常に動く右目が特徴の不気味な女性。ダークヒーロー然としたスタイリッシュなデザインから話題を呼んだが、「登場作品がよりにもよって淫獄団地」「大好きだけど淫獄団地のキャラなんだよな…」と読者を嘆かせた罪作りな女。
事件の捜査状況を聞きに来たヨシダを軽くあしらおうとするもヨシダがリビドークロスという単語を出すと態度を急変させ、足コ○催眠術でヨシダから自分と会った記憶を消した。
バニシング排斥婦人会と裏で繋がっており、リビドークロス関連の事件を意図的に揉み消している。刑事レベルの事件を起こした人妻たちに対して(拘束具を付ける意味合いで)再びリビドークロスと複製した共振石を提供し催眠で記憶を消したうえで釈放を繰り返している。
これまで団地内で起きた事件が表だって捜査されないのも警察組織全体が裏で癒着しているからではなく、彼女の暗躍によるもの。バニシング排斥婦人会自体が反社会勢力と繋がってることも判明しているため、言うなれば彼女は立派な汚職警官である。
カンザキとはかつて同僚であったらしく、変態人妻事件を隠蔽しつつ彼女の行動にも目を光らせている。
いわば物語の裏で暗躍するトリックスターと言えよう。
B級人妻との戦いが一段落し新章が開始してもしばらくは行動の動機が謎のままだったが、第13話(後編)でその一端が明らかになる。
まず彼女は同性もいけるタイプであり、催眠術を悪用してどこからか巨乳の女性を拉致してきて催眠豚1号として自宅に住まわせている。
しかし自宅で全裸の彼女と触れ合いつつも考えるのはカンザキのことばかりであり、カンザキと接触した際に明かされた「カンザキが夫役と結婚し幸せな家庭を築くという夢」を一通りシミュレートした後、執着しているカンザキが自分抜きで幸せそうにしている状況に感情が暴走し左手に握っていたテキーラ酒のボトルをうっかり粉砕してしまっている。
「戻って来いカンザキ… お前の居場所は我々 組織だ…」
このことから、ハイバラ自身に何か野望や欲があるというよりかは「組織」の命令で悪事をしている様子で(この「組織」が何を意味するかは未だ不明)、彼女自身の望みは「組織」という居場所に身を置き続けそこでカンザキと共に生きることにあると思われる。
カンザキを監視していたのは「組織」絡みの行動であると同時に、自分の性的執着を満たすための行動でもあったことになる。
第25話で人妻ではないがリビドークロス、それも本来S級人妻が所持する上位モデル「オメガリビドークロス・ヒュプノス」を所持していたことが判明。
人妻ではないはずの彼女がなぜ所持しているかは不明。