概要
2012年8月から刊行を開始。
作者は「Aster」や「星空へ架かる橋」を手描けた柊★たくみ。イラストは「Aster」の原画を手描けた浅葉ゆう。
2016年7月発売の第11巻以降刊行が途絶えており、作者もTwitterでの発信が2021年で止まっている。
KADOKAWAの漫画雑誌ラインナップの一員であるコミックアライブにて漫画版が2013年7月号から2017年9月号まで連載された。作画は成家慎一郎が担当。
2015年冬アニメという格好でTOKYOMX、サンテレビ、KBS京都、テレビ愛知、AT-XおよびBS11で放送された。アニメーション制作はエイトビット。
あらすじ
精神力によって武器を作る能力を持つ人間が通う、ドーン機関なる組織が運営する学校・昊陵学園に入学した九重透流。しかし、彼が精神力によって作り出すのは、武器ではなく防具だった!?その透流が昊陵学園に入学したのは、死んだ妹が絡んでいた・・・・・・。
登場人物
- 九重透流(CV:松岡禎丞)
- ユリエ・シグトゥーナ(CV:山本希望)
- リーリス・ブリストル(CV:山崎はるか)
- 穂高みやび(CV:今村彩夏)
- 橘巴(CV:諏訪彩花)
- 九十九朔夜(CV:堀江由衣)
- 月見璃兎(CV:田村ゆかり)
- 永倉伊万里(CV:戸松遥)
- 虎崎葵(トラ)(CV:花江夏樹)
- タツ(CV:川原慶久)
事情により透流とコンビを組むことを断念したトラが選んだ相手。マッチョな体格の持ち主。原作小説では台詞がない(コミカライズ、アニメでは一応ある)。
- エドワード・ウォーカー(CV:西村知道)
装鋼の技師〈エクイプメント・スミス〉。元々はドーン機関の一員だったが、ある理由で機関を追い出され、ゴクマゴクという組織に身を寄せた。その後、自力で装鋼〈ユニット〉を開発したのはよかったが、自分を追い出した機関に対する復讐のため、Kとみやびをモルモットに、様々な行動に出たが、結果、墓穴を掘ってしまった。
原作では、自分の上司であるクロヴィス(CV:日野聡)に、「七曜」を表の世界に知られるのを防ぐため、部下の技術者達と共に殺されたのに対し、アニメでは、透流に敗れたKを罵倒・折檻した挙げ句、返り討ちに遭ってしまう。
- ケヴィン・ウェイフェア / K(CV:櫻井孝宏)
エドワード・ウォーカーの部下。兄を殺されたことがトラウマとなり、他人を守ることを気に食わず、何度も昊陵学園(特に透流)を付け狙うが、最終的には敗北、学園の地下牢にぶち込まれたあげく、何者かに殺されてしまう。
- 鳴皇榊
透流の親友だったが、何を血迷ったか彼と妹・音羽(CV:田中真奈美)に牙を剥き、彼らの元を去った。その後、リベンジマッチを挑んだ透流を返り討ちにし、彼の左腕を切り落としてしまう。
余談
先述のように作者は「星空へ架かる橋」というアダルトゲームの脚本の一部を手掛けたことがある。その縁なのかどうかはわからないが、アニメの製作委員会には、そのゲームの発売元であった千葉県のゲーム会社(厳密に言えばゲームブランド)のfengが関わっている。
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