曖昧さ回避
- 『横浜ベイスターズ』のマスコット。 → 本項で記述
- 『怪盗ジョーカー』の登場キャラクター。 → ホッシー(怪盗ジョーカー)
概要
プロ野球球団横浜ベイスターズのマスコットで、背番号は1993。
1993年からベイスターズのマスコットとして活躍していたが、2012年3月にDB.スターマンと交代する形でマスコットを卒業。
ドアラ、つば九郎といった自由奔放なセ・リーグのマスコットの中で真面目な印象であった。
登場当初はホッシーナ、ホッシーゾの父ということだったが、後に兄という設定に変更された。
だが、稀に登場はしているため、存在が消されたわけではないようだ。
関連イラスト
ブラックホッシー
悪役マスコット。ホッシーと同じ顔だが目が血走っており、背中に「マスコット命!」と描かれた黒いユニフォームを着ている。アクロバティックな動きや傍若無人な振る舞いで観客を沸かせた。僅か1年ちょっとの登場ではあったが、未だに根強い人気を持つらしく、過去のマスコットをリバイバルする席では必ずと言っていいほど登場する。
元々チームの佐伯貴弘が中の人と親交があり、試合前にプロレスごっこなどを行うなどしていた。実は元々は阪神タイガースのトラッキーのアクターであり、自由奔放な活動はその頃そのままである。諸事情で阪神から解雇されてしまった中の人を佐伯がベイスターズに誘ったのが登場のきっかけだった、と言われている。しかしながら、彼は後々楽天に引き抜かれ(後のMr.カラスコ)、早々にブラックホッシーとしては姿を消すことになった、という裏事情がある。
ニューホッシー
※イメージ
実は登場当初のホッシーは異様に顔がデカく、ホッシーナ・ホッシーゾと比べて大体3倍以上はあろうかという巨大な頭のため動きも鈍重だった。そのためか新世紀初頭の2001年になって、突如として登場したのがニューホッシーである。
正式な名前は「2001年ニューホッシー」であり、名前で登場年が一目で分かるようになっている。ホッシーのデザインリニューアルなのかと思えばそういう訳でも無いのか、在籍中も普通に以前のホッシーと同居し、別個体のように扱われていた。
大きな特徴は顔部分がよくある着ぐるみ材質ではなくビニールか何かのようなツルツルしたものとなっているが、これは2軍であった湘南シーレックスのレックが登場当初同じ材質(こちらも登場当初は幾分頭がでかかった)であったことに起因する、と思われる。
そして何より目、球団マークなどのイラストにおけるホッシーはやや斜めを向いているためにこちらに視線を合わすためか黒目が斜め下方向になっているが、このイラストを忠実に再現したために常に視線が斜め下を向いているという、何とも奇妙な表情となっている。前述の材質の違いも相まって、既存のホッシーファミリーより奇妙な存在と認知されていた。
その中途半端な存在や顔の微妙さもあってか、2003年に同じ材質だったレックが、また旧来のホッシーそのもののリニューアルが行われ巨大な顔が縮小され動きやすいものになると、途端にお役御免になったのか2004年には姿を消している。
結局ホッシーの亜種だったのか別人だったのか最後まで設定も分からないままであり、その後マスコット交代もあって人々からは存在を忘れられ、更には球団自身も「過去のマスコット再集合」の際にもお呼びをかけないなど(この時ブラックホッシーは再登場した)、存在を事実上抹殺されている状態である。