キャノンデール
略歴
1971年、ジョー・モンゴメリーが自転車用のバッグ、ウェア、トレーラーなどを作る会社としてキャノンデール社を設立。社名はキャノンデール駅(コネチカット州)から。
1983年、自転車製造を開始。
1984年、マウンテンバイクを発売。この部門で業界をリードする。
1994年、ボルボと共同でマウンテンバイクのレース・チームのスポンサーとなり、世界マウンテンバイク・チャンピオンシップで金メダル2個、銀メダル1個を獲得。
1994年、株式公開。
1996年、この年の売上と利益が最高だった。
2003年、自動二輪車事業の失敗で経営危機に陥り倒産。投資会社ペガサスの傘下となった。生産は台湾、中国などに移転。
2008年、ドレル社の傘下となる。
キャノンデール・プロサイクリング
ペーター・サガン(スロバキア)をエースとする、典型的なスプリント狙いのチームであり、2012年より3年連続でサガンにツール・ド・フランスのポイント賞を獲得させた他、2014年の同レースではアレッサンドロ・デマルキ(イタリア)が総合敢闘賞を獲得した。
しかしサガンは2015年よりティンコフ・サクソに移籍。
チームカラーは緑で、ツール・ド・フランスのポイント賞ジャージであるマイヨ・ヴェールと見分けがつかない。
弱虫ペダルとのコラボ
弱虫ペダルの手嶋純太の乗る自転車がキャノンデール製という設定のため、公式で手嶋がキャノンデール・プロサイクリングのジャージを着た姿での同社のロードバイクと私服姿での同社のミニベロ(共に2015年モデル)に乗っているポスターが制作された。このポスターは正規販売店での購入特典として配布されていた。その後、2023年にも同社の対象クロスバイク購入で手嶋純太のジャンボアクリルスタンドが、TwitterのRTキャンペーンでポスターがプレゼントされた(現在はすべて終了している)。
このほかにも単行本50巻発売を記念した週刊少年チャンピオン2017年20号では表2(雑誌表紙の裏側)に手嶋とCAAD OPTIMO SORA(車体色はブルー)の広告を出稿している。
弱虫ペダルのキャラクターを自社の広告で使用しているメーカーは、確認できた限りでは同社のみである。