「ムアイクは多くを知り、いくらか語る。ムアイクは他の誰も知らない事をたくさん知っている」
概要
「ほら吹きのムアイク」 (M'aiq the Liar) という名前でゲーム内に登場するカジートのNPC。
初登場のTES3以来毎回登場する名物キャラ。フィールドのどこかにいたり、猛スピードで駆けまわったりしている。
見つけようと思って見つけることは難しく、また、運よく出会って話しかけても奇妙なことばかり話すように見えるが、実は、作品やシリーズおよび開発過程などに関する、メタ発言をしているキャラであると言われている。 (※1)
なお、時代を隔てるTESシリーズの各作品に同じ名前で登場するが全て別人。ムアイクいわく「ムアイクのお父さんもお爺さんもムアイクと呼ばれていた」とのこと(これもいわゆるメタ発言の1つ)。
ちなみにM'aiqの「M」はカジートの文化で「子供」を表す敬称なので無理やり訳すと「アイク坊や」という名前。本来は「Ma」だが省略されている。そのため「マ・アイク」表記するのが正しく、英語版でもそのように発音されている。
ムアイク語録
以下はムアイクの発言とその意味と受け取られている内容の例(これは一部であり、ムアイクは他にも色々話している)。
右側の「意味」はいずれも有志による考察であり、発言に関する意味などは公式からは明示されていない。
ムアイクの発言内容 | 意味する(と考えられる)内容 |
---|---|
ドラゴン?ああ、どこにでもいる!けど、奴らを見るには空高く飛ばなくちゃならない。地面に近い人には見え難く、見えてない。 | TES3にドラゴンがいないこと |
馬...ああ、ムアイクは馬が大好き!特においしいクリームソースで。 | TES3に馬がいないことのジョーク |
武器を投げたい人もいる。ムアイクには馬鹿げたことだ。 武器を持ってるなら、必要なのは1つだけ。 | TES4で投げナイフ等がなくなったことを指す |
ムアイクは一人で冒険するのが好き。他の人は邪魔をする。そしてひたすら話し、話し、話す。 | TES4にマルチプレイを導入するか、という議論及び仲間になるNPCの少なさについて |
ムアイクは極めて実際的な考えの持ち主だ。神秘主義は必要ない。 | TES5で神秘魔法カテゴリが削除されたこと |
ムアイクは子供時代の事を覚えていない。たぶん、そんなものはなかったんじゃないかな。 | TES5にノルド以外の子供がいないことについて。あるいは自分たちが最初から大人キャラとして生み出された存在であることの暗喩 |
バーテンダーはムアイクに酒場の掃除が終わるまで外で待てと言った。わずかな時間だ、ムアイクは気にしない。 | MMORPG(ESO)の定期メンテナンスは最適な運営・快適なサーバー環境には必要なことであるという意味 |
スカイリム地方に着いた時、カジートに何か不思議なことが起きる。 | 前作オブリビオンのシロディール地方ではグラフィックの都合上カジートたちの外見が可愛いネコの顔からかけ離れてしまっており、常にチベットスナギツネや水泳中のピューマのような顔の者が多かったことを皮肉っている |
ムアイクの聞いたところによると、スカイリムの人々はシロディールの人々よりも見た目が良いらしい、この事に関しては特に意見がない、誰もがみんな美しく見えるからだ。 | 作品はシリーズごとにグラフィック表現や性能が向上しているため、キャラクターも美麗になってきているという意味 |
お前と友達でいるのは危険だとムアイクは聞いた。 | 作中で数え切れないほど多くの事件や厄介事に首を突っ込み、危険かつ執念深いデイドラロードの数々と関係を持ってしまった大半のプレイヤーたちドヴァキンをドキッとさせる言葉。 |
ムアイクの父親はやはりムアイクと呼ばれていた、ムアイクの父親の父親もそうさ。少なくともムアイクの父親はそう言ってた。 | 有名なパラドックス『クレタ人は皆嘘つきだ』のオマージュで、先祖代々からほら吹きのムアイクなのであれば真相は確かめようがなく、お手上げである |
関連タグ
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