ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ドゥルヨーダナの編集履歴

2023-06-14 20:52:10 バージョン

ドゥルヨーダナ

どぅるよーだな

マハーバーラタの登場人物。

概要

古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」に登場する100人兄弟カウラヴァの長男で、マハーバーラタにおける敵役。他のクル王子同様にドローナに弟子入りし、棍棒の才覚を表した。その実力たるや、クリシュナも認めるほどである。

母親が聖仙ヴィヤーサをもてなした恩義として100人の子供に恵まれるようになったが、生まれ出たのは鉄のような肉塊であり、これを冷水を掛けた後に100等分してギー(いわゆるバターオイル)に満たされた瓶の中に浸し、一番目に生まれたのがこのドゥルヨーダナである。

しかしながら、ドゥルヨーダナが生まれると同時に肉食獣が吠えるなどの不吉な前兆が見られたが、それでも父は彼を育てる事とした。


幼少の折から同じくドローナの弟子であったビーマにはいじめられていた上に、彼の兄であるユディシュティラは王位継承のライバルであった事から、彼らパーンダヴァ5兄弟には並々ならぬ敵意を燃やしており、ある時はビーマに毒を盛ったり、またある時は彼らをサイコロ賭博に招待して全てを奪うなど策謀を張り巡らせた。

このサイコロ賭博で起こった数々のトラブル(※1)が原因で起こった戦争がクル・クシェートラの戦いだとされており、彼は戦いから18日後に当たる日に因縁の相手であるビーマと対決して敗れ去る。


クル・クシェートラの戦いの前にはアルジュナとの対決を見越して彼と同等の弓の腕を誇るカルナと出会い、永遠の友情を誓い合う程の仲になっており、彼の境遇に共感したのか、ビーマの暴言に対しては徹底的に抗議している。また、最高位の聖仙とされるアシュヴァッターマンさえもカウラヴァ側に付いているので、中々のカリスマ性を持った人物であるのは間違いない。

事実、凶事の象徴とされながらも、死後は神々に生き様を認められて極楽で過ごしている。彼に恥をかかされたユディシュティラは彼が極楽で暮らしているのには納得がいかず、猛抗議したが、神々に制止されている。


※1パーンダヴァ5兄弟の妻であるドラウパディーへの侮辱や12年間だけパーンダヴァを追放する期間を満了したにもかかわらず、ドゥルーヨダナが約定を反故にして領土を返還しようとしなかったなど。


創作作品では

「ドゥリーヨダナ」名義で登場。直接の登場はいまだに適っていないが、同じくカウラヴァに所属していたアシュヴァッターマン曰く、お調子者であるとの事。

詳細はドゥリーヨダナ(Fate)を参照。


  • アルジュンの大冒険

インド制作のアニメーション。アルジュンの友人である「ダルヨーダン」として登場。



関連タグ

マハーバーラタ インド神話 カルナ アシュヴァッターマン


モードレッド:アーサー王伝説に登場する円卓の騎士。同じく王位継承を狙って国を揺がすほどの大戦争の原因になった人物。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました