アマゾンカワイルカ
あまぞんかわいるか
哺乳綱クジラ目ハクジラ亜目アマゾンカワイルカ科に属するイルカの仲間。
概要
別名ボト。
体の色からピンクイルカとも言われる。
体長最大記録は雄2.8m、雌2.3m。体重最大記録は160kg。
食べ物は魚等。
単独から数頭で行動するが、分布域が同じマイルカ科のコビトイルカと一緒に行動することがあるが、コビトイルカがより川の中央を、カワイルカがより岸よりを泳ぐともされている。
生息域の開発や乱獲によって、全種共絶滅危惧種に指定されている。
種類
- アマゾンカワイルカ
アマゾン川とオリノコ川流域に生息。アマゾンカワイルカ科の模式種。
- ボリビアカワイルカ
その名の通り、ボリビアのマデイラ川流域に生息。アマゾンカワイルカの亜種とされていたが、2008年に独立した新種と判明した。
- アラグアイアカワイルカ
アマゾン川水域のトカンチンス川やアラグアイア川流域に生息。2014年に独立した新種と判明した。
伝説
アマゾンカワイルカの雄は、美男子に変身して女性を妊娠させるという。父親がわからない子供はこいつらが原因だといわれている。
また、雌は逆に美女に変身して男を骨抜きにするという。どちらも、頭を見れば鼻の穴があるから見分けがつくとされている。
また、カワイルカの目を見てしまうと悪夢を見せられるという伝説がある。