マスターへの愛がちょっぴり重めの、「マスターの生涯の伴侶」を自称するでんこ。ひかえめな大和撫子のように見えて、何事にも全力すぎる全力投球な行動力の鬼。ふだん着ている「いつものフィルム」は、実は本人のものではないという噂が……？（アプリ内紹介より引用）
「あなたのためなら何だってできます 伴侶ですもの……♡」
CV：大坪由佳
概要
なんだかポーズからしてアブナイ雰囲気のでんこ。
レーノやなるに対しても余裕たっぷりな態度を取るものの、普段は優しく意地が悪いわけではない。とはいえマスターのことを「あなた」と呼ぶ（オリジナルでんこでは彼女のみ、エクストラでんこを入れても他はエステルとアンナしかいない）など、色々と重いのは確か。女は行動力。
そんな彼女は倹約家でもある。その理由には深い深ーい秘密が…。
ちなみに目には申し訳程度のハイライトがある（なお、いい表情になると若干大きくなる）反面、不機嫌な時の表情は尋常じゃなく怖い。
元となった名字は近江鉄道の近江鉄道本線及び八日市線にある駅、八日市駅からだろう。
後に登場したくろがねについてよく知っているのは、同じ滋賀県出身だからか（ちなみにゆかりの登場ででんこの「ゆかりの駅」が全県制覇した）。
衣装デザインは近江鉄道900形をモチーフにしていると思われる。
ん？近江鉄道の900形と言ったら…？
プロフィール
| でんこNo | 82 |
|---|---|
| タイプ | サポーター |
| 属性 | eco |
| 誕生日 | 6月14日 |
| スキル | 良妻のたたずまい |
| キャラクターデザイン | そゐち |
ローマからやってきたでんこの、一番上の子かな。ロッサと同じ誕生日なんだそうですね。
スキル
良妻のたたずまい
スキルボタンを押すと先頭車両のでんこ（ゆかりが先頭なら2両目）のDEFを上昇させるスキル。
更に、eco属性のでんこが4体以上編成内にいれば、編成内のeco属性でんこのDEFを上昇させる。
基本効果は非常に上昇量が低い防御スキル。
しかし、eco属性のでんこが4人以上いれば、ふぶ以上の優秀な防御スキルへと変貌する。
てすとと組み合わせてcool属性に対する鉄壁なメタになることも十二分に可能だ。
なお、この追加効果はコヨイより条件が緩いため使いやすい代わりにeco属性のでんこにしか効果がない点には注意されたし。いっそ編成内全員をeco属性にするのもいいかもしれない。
スキルレベルが上がると各効果が上昇する。
最大レベルかつ属性条件を満たせば先頭のeco属性でんこは45%と下手なディフェンダーよりも強固な守りを見せつけてくれるぞ（但しeco属性のサポーターなので無効化には要注意）。
バージョンアップ
「どんなに姿が変わっても、わたしの居場所はあなたの隣ですから……♡」
2021年10月26日にアプリ版7周年を記念して(バレバレの)シルエットで予告され、11月19日に実装。
メモリーズフォームでは被り物の後ろにも飾りが付き、スカートには大きな布が追加されていて、何となくウエディングドレスっぽい立ち絵に。大きな袖は無くなり、腕の飾りのみに留まっている。靴下は黒いニーハイだったのが非常に短くなり、太股や脛が露出している。腰から伸びている紐は「運命の赤い糸」のイメージだろうか？
よく見ると目にもハイライトが追加されている。そのせいで「絵柄変わった？」と感じたマスターもいたとかいないとか。
また、スキルに「レベル92以上では編成内にeco属性のでんこが4体以上、かつ編成内が全員eco属性の場合、追加で先頭でんこのDEF増加」という追加効果がついた。
この追加効果は他属性でんことの併用はできないものの、先頭でんこの効果量は+55%とかなり堅くなる。ゆかりの前にメモリーズフォームが実装されたコヨイと組み合わせればさらに強力に。
相変わらず無効化に弱いことには留意しよう。また、直前の11月8日に実装されたリコや前週の11月12日にバージョンアップが実装されたひめも天敵中の天敵。すすぐと併用できなくなってしまうのでアクセスされたら諦めてください（追加効果を気にしない場合は併用しても問題ないのだが）。
余談
もえ、レーノ、なるの3人とともに、「マスターラブズ・ギルド」という組合？にいるらしい。
如何にもなマスターLOVE勢の集まりで、マスターへの愛の深さと重さは半端なものじゃないぞ。
また、彼女には姉が居るらしく、ゆかりの基本衣装の上着も・・・？
詳しくは「ゆかりな話」で確かめてみるべし。
近江鉄道公認キャラクターへ
「さあ、出発進行です あ・な・た♡」
2021年2月3日、近江鉄道の公認キャラクターとなり、ゲーム内外でのイベントが執り行われることとなった。
詳細はこちら
関連項目
ステーションメモリーズ! 駅 近江鉄道 近江鉄道本線/八日市線 八日市駅
以下、でんこな話ネタバレ注意
「マスターは……捨てられたでんこが、どこに行くか知っていますか？」
※姉はビジュアルが未登場のため想像
スキルレベル5の解説文では服が姉のものだと明言されているのだが、実は「八日市ゆかり」は彼女の本名ではなく、姉の名前である。
そして「ゆかり」が姉を装っているのは、マスターへの復讐のため。
そもそも八日市姉妹の支部は財政難に苦しんでいた。そして姉は前のマスターにぞんざいに扱われていた挙げ句、捨てられたも同然の状態で未来に送還された。そんな状態だったため、修復ができないまま未来世界に放置されている状態なのだ。
姉をあんな目に逢わせたマスターは許せない。そう感じた妹だったが、次のマスター（=でんこな話における「あなた」）は違った。「優しいひと」だと感じてしまったからだ。
姉の分までマスターに愛されるでんこになる。
こうして八日市姉妹の妹は「ゆかり」を名乗ったのである。
だが、彼女は同時に誤算にも直面した。
「わたし、姉さんをマスターに愛してほしくてここへ来たのに。
……マスターのことを、好きになってしまった。」
姉の偽者として現代を訪れたのにもかかわらず、姉の代替であるはずの自分がマスターのことを愛してしまっていたからだ。
そして紆余曲折あり、でんこな話5話では本名を教え……。
「あなただけに本当の名前を教えますから、一度だけ……呼んでくださいませんか。」
「わたしの名前は－－」
余談
- なお、ゆかりの本名はゲーム中では一切明かされない。実質的に「ご想像にお任せします」状態である。
- 駅メモ全体でも非常に重苦しい設定の元ネタは、現実での近江鉄道900形と同社の700系の処遇。900形が700系の塗装と愛称を受け継いだことにちなむ。
- また、700系が回送・廃車解体された8月19日～20日は何の偶然か、ちょうど駅メモでゆかりが実装され、彼女が主演を務めたイベント「でんこと夏の花火集め！」が開催されていた時期に当たる。ちなみに下のイラストはその時実装された浴衣フィルム。
- 近江鉄道700系は元々西武7000系として設計された車両だったと言われている。この車両は本来新たなる西武池袋・秩父線の看板特急として設計され、一部のシステムに関しては実際に試作までされていたのだがバブル崩壊などにより西武鉄道はこの計画を破棄、新宿線用に設計された10000系を共通で運用する事となり、その設計が西武411系改造車である700系に使われる事となった。そして最終的に近江鉄道700系は本来西武7000系が立っていたであろう地位を占める西武10000系よりも早く廃車となってしまった。そんな歴史を指して「ぞんざいに扱われ、捨てられた」と表現しているのかもしれない。
