概要
前作「もんむす・くえすと!」の続編として製作された18禁同人ゲーム。
前作はどちらかと言えばアドベンチャーゲームであり、RPG要素は戦闘パートにのみ見られたのに対し、本作は完全なコマンド選択型RPGとなっているのが最大の特徴。
前作同様「前章」「中章」「終章」の3部作構成での製作が予定されており、2023年現在、「中章」までが発売されている。
主人公は前作に引き続き勇者ルカ。
ヒロインはアリスかイリアスのどちらかを最序盤で選択することとなるが、両者ともとある事情から弱体化しており、その兆候としてロリ化してしまっている。
また、前作には登場しなかった3人目のヒロイン「ソニア」もメインキャラクターとして登場。
ゲームシステム
仲間
パーティメンバーは、戦闘に出るスタメン4人と控え4~8人の最大12人編成で、そこからあぶれた仲間も「ポケット魔王城」と呼ばれる待機所に居り、いつでも入れ替えが可能。
ただし、ルカのみは完全固定で一切外すことはできない。
戦闘中でもスタメンと控えの入れ替えは可能だが、スタメンが全滅した場合は控えが生き残っていても問答無用でゲームオーバーとなるため、注意が必要である。
また、仲間はストーリー上で必ず仲間になるキャラクター以外にも、道中で敵としてエンカウントするモンスター娘たちをほぼ全員仲間にすることが可能となっており、最大で数百人規模もの仲間を抱えることになる。
ジョブチェンジ
ジョブシステムを採用しており、全ての仲間が多数の「職業」と「種族」を自由に設定することが可能だが、「種族」のみはあらかじめ個体ごとに決められた中からしか選べない。
また、特定の職業・種族のレベル最大にすることで、より高いステータス補正と特殊能力を備えた上位ランクへの転職・転種も可能となる。
その他
本作は周回プレイを前提としており、一部を除いてアイテムやレベル、所持金、コンプ要素、仲間にしたモンスター娘などは次の周回にも全て引き継がれる。
主な登場人物
前作からの登場キャラクター
前作から引き続いて主人公を務める美少年勇者。
当代の魔王アリスフィーズ16世その人。前作から引き続きメインヒロイン。
しかし、本来の女性の姿ではなく、弱体化(ロリ化)しており、本来の力はない。
創世の女神イリアスその人。メインヒロインの一人だが、アリスとの選択制。
しかし、本来の女性の姿ではなく、弱体化(ロリ化)しており、本来の力はない。
本作オリジナルキャラクター
3人目のヒロイン。今作から登場した新キャラクター。
ルカと同じイリアスヴィル出身の少女で、ルカとは幼馴染。
旅の途中で出会うふしぎないきもの。
「きゅー」という鳴き声しか発することが出来ない。
とある場所で眠っていたアンドロイド娘。
アンドロイドなのに知能は低い。
ルカ達の行く先々で出会う謎の白い兎娘。
魔族随一の人形遣いの一族の妖魔。
暗躍する古代淫魔の三姉妹。
長女がリリス(左)、次女がアスタロト(右)、三女がモリガン(真ん中)
第二の熾天使。
軍服を身に纏い、イリアスの絵が描かれた槍旗を携える。
第三の熾天使。
アンドロイドのような肉体を持つ。
設定など
あらすじ
主人公は、勇者見習いの少年。
英雄だった父の背を追い、冒険の旅に!
果たして彼の運命は? 長い旅の果てに、目的を叶えることはできるのか?
世界観
本作は前作『もんむす・くえすと!』の続編という位置付けだが、サブタイトルの「ぱらどっくすRPG」という名が示すように、異なる歴史を歩んだ並行世界の物語である。
前作ストーリーのその後を描いたものではないため、注意しよう。
イベント『夜の国と七つの世界の勇者達』
2020年10月28日の中章の大型アップデートで追加されたイベントストーリー。
もんむすたちが敵として登場する同系統の同人ゲーム七作品との一大コラボイベントで、その濃い内容に反して導入は中章の本体さえ購入しておけば無料。
七作品の主要人物たちがゲストキャラ登場し、新たな仲間に加えることが可能。
コラボ作品
注意事項
- モンスター娘の登場総数の膨大さから、絵師も多数が参加しており、個体ごとの絵柄の差異も千差万別。安易な絵師批判は絶対にしないように。
- 新規登場のモンスター娘が多数居る中、前作に登場した娘も全て続投しており、それらのエロシーンも使い回し(一部CGが新規で作り直されたり、新規エロシーンが追加されているものもある)であるため、前作をプレイ済みのプレイヤーはその点を了承されたし。
- 男性が女性に性的に逆転することがない「NO逆転」が本作の基本要素ではあるが、百合描写もあり、百合に関してはこの範疇ではない。また、ストーリー中の描写には人間の女が人間の男にレイプされたと思わせるものがあるため、ごく一部に例外があることは留意されたし。