ダイナスター

だいなすたー

本記事では、JR西日本が運行している特急列車について解説。

概要

運行区間	福井～金沢間
運行路線	北陸本線
使用車両	681系/683系6両(金沢総合車両所所属)

2015年3月の北陸新幹線金沢延伸開業に合わせて新設。

金沢～福井間を走行する列車で、敦賀以南を走る特急「サンダーバード」「しらさぎ」の運行がない朝と夜の時間帯に設定され、金沢で北陸新幹線への接続が図られている。「はくたか(北越急行経由在来線時代)」福井発着便の後身でもある。列車名は「ダイナソー」(福井県内では恐竜化石が発掘されている)と「スター」を組み合わせた造語。

• 定期列車は当初3往復が福井→金沢行きが朝、金沢→福井行きが夜に3本ずつ運行されていた。2021年3月改正時点では2往復へ削減。
• 使用車両はグリーン車つき681系・683系の6両編成。
• また、強風などの理由により「サンダーバード」「しらさぎ」が運行できなくなった場合は、敦賀～金沢間で臨時の「ダイナスター」を代替列車として運転することがある。2022年8月は今庄駅付近が水没・土砂流入・路盤流失被害を受けた為、福井～金沢間で臨時便が終日大量に設定された。

今後

2024年春に北陸新幹線延伸に伴い北陸線の金沢～敦賀間が廃止される為、ダイノスターはわずか9年で廃止となる予定。

関連タグ

JR西日本　福井駅　金沢駅　列車愛称

サンダーバード/しらさぎ/能登かがり火

加越：北陸本線を走っていた在来線特急。なお、現在のダイナスターも"加"賀と"越"前を結ぶ列車である。