「ゲームオーバーだ、マリオ!!」
CV:スコット・メンヴィル(英語版)/現時点では不明(日本語版)
概要
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』にて登場。
クッパ軍団でノコノコたちを率いるリーダー格で、自在に出し入れできるパタパタのような羽を持つ。三本の角がある兜と肩のアーマーを装備しており、トゲゾーこうらと同じような甲羅を背負っている。
なお英語版は当初から「Koopa General」が正式名称だと判明していた一方、日本語版の正式名称は不明だった為、ファンの間では「ノコノコ大将」や「トゲパタ」等と呼ばれていた。ちなみにバリアフリー字幕上映では「ノコノコ将軍」と表記されている(なお近い立場なのか眼帯をした赤いノコノコもいる)。
序盤の氷の国を侵略するシーンやクッパの演説シーンにも登場するが、本格的な活躍は中盤から。
レインボーロードでコング軍団と共にカートでキノコ王国へ向かうマリオ達に対し、大勢のノコノコカート軍団を率いて奇襲。
前面に巨大なプレス機のついたモンスターマシンでマリオを追い回し、激しいデットヒートを繰り広げた。
以下、映画本編でのネタバレが含まれます。
「俺から逃げられると思うなよ!ブルー・シェル!!」
最終的にマリオを潰す寸前まで行くが、車体に張り付かれる形で回避され、直後駆けつけてきたドンキーコングの援護砲撃にマシンを破壊される。
だが彼は爆炎の中執念で立ち上がり、なんとマリオカートシリーズのトゲゾーこうらへと変身。そのままマリオとドンキーが乗るカートに自爆特攻し、レインボーロードごと破壊して両者を海に叩き落とした。
彼の出番はここまでだが、結果足を止めたコング軍はクッパ軍団に捕まり、同盟戦力を失ったキノコ王国も降伏せざるを得なくなる等、残した戦果は大きかったと言える。
正に敵ながら天晴れな奴…。
なおその後の安否や消息は不明。自爆によりそのまま塵となったのか、ケロっとどこかで生存しているのだろうか?
余談
- 羽が生えているので当然といえば当然だが、トゲゾーこうらのデザインは「ダブルダッシュ」〜「Wii」までのものが採用されている。
- トゲゾーこうらでの特攻シーンは特有のSEと共に飛来した後にマリオたちの上で回り、その後に重直に落ちて爆発…と、原作を忠実に再現している。
- 今まで古参敵の一体でありながら『ジュゲムの付属物』という扱いでしかなかったトゲゾーでは初のネームドボス格となった。