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異変に興味津々な亡霊お嬢様

いへんにきょうみしんしんなぼうれいおじょうさま

「異変に興味津々な亡霊お嬢様」とは、東方ロストワードに登場するとある並行世界の西行寺幽々子の二つ名である。

「今使うべきスペルカードではない気もするけれど 薄桜色の霊気の波紋を疾く走らせるとしましょう」

「……幻想郷は。紫にとっての幻想郷は、そんなものじゃあない。私はこれまで、ずっと見てきた。この幻想郷は、紫の…… ……紫の、お腹を痛めて産んだ子に等しい。」

スペルカードルール。吸血鬼条約。博麗の巫女博麗神社博麗大結界。幻と実体の境界。妖怪拡張計画。それだけじゃあない。この幻想郷に詰まっている全ては……。」

概要

東方ロストワードのストーリーに登場する、紅い霧に包まれた世界の西行寺幽々子

本来ならば幽々子は『春雪異変』と呼ばれる冬が終わらない異変で幻想郷中から春を集める「黒幕」の立場となるはずだっただが、この幽々子のいる世界では次に起こるはずの春雪異変が紅霧異変長期化の余波を受けていて、異変を起こせなくなっている。

紅い霧が冥界にまで出始めたため(幽々子に怖いおばけの話を吹き込まれた)妖夢と一緒に様子を見に顕界にまで降りて来たらしい。

すでに紅霧異変長期化異変の黒幕がレミリアではないことに勘づいている様子。

異変長期化の黒幕と疑われる運命にある八雲紫とは良き理解者のような関係で、紫を問い詰める幽香アリス、紫に代わって幻想郷を治めようとする天子にも引けを取らない姿勢をとる。

汎異記号は「A6」

通常の幽々子は華やかな水色の着物だったが、こちらは紅い霧の対策として雅な薄紫色のすっきりした道行き用コート。右手には霧の影響で迷走している幽霊を集めるための「人魂灯」を持っていて、お付きの幽霊にはアジサイの花を持たせている。

プレイアブル化

実装形態フェス限定
回復式
気質雪花
拡散[紅]死蝶霊
集中[紅]対岸の誘い
スペカ1冥符『遅咲きにして早咲きの常夜桜』
スペカ2『咲けども満ちぬ西行妖』
ラスワ「薄桜の桜吹雪地獄」

テーマ曲

紅霧異変が長期化する世界の幽々子のテーマ曲は、Amateras Recordsの「パリピユユコ」。原曲は「死霊の夜桜」。

余談

気質は雪花。花のように降る雪のこと。

小ネタ

BGM

テーマ曲の「パリピユユコ」は、Amateras Recordsが頒布しているアルバムCODE-G -Midnight Anthems Vol.1-に収録された死霊の夜桜のインストアレンジ。nagomix渋谷で開催された東方クラブイベント「CODE-G」と連動したアルバムであり、収録楽曲も「クラブの雰囲気をそのままコンパイルした、最強のインストアレンジ」とのこと。また、同アルバムには[紅]八雲紫のテーマ曲である「Dynamite」も収録されている。

このアレンジ楽曲を手掛けたのは非可逆リズムモリモリあつし氏。曲名も「パリピサクヤ」や「パリピセイガ」のようにモリモリあつし氏のアレンジ楽曲で稀に見られる「パリピ〇〇〇」系列の名前となっている。

スキル

ショット・スペルカード

ショットはどちらも東方永夜抄からの採用。

採用されたスペルカードは、それぞれ冥符「常夜桜」「反魂蝶 ‐八分咲‐」のアレンジ。それぞれ、本来は東方妖々夢Lunaticや東方神霊廟Hard以下において幽々子が最後に使うスペルカードである。

「東方妖々夢」の反魂蝶は、ボスの幽々子を撃破した後に幽々子を影のようにした外見の「???」が使用する耐久スペル。背景に西行妖、BGMがボーダーオブライフに変わる特別な演出が発生する。

「反魂蝶 ‐八分咲‐」は最高難易度であるLunatic限定の名称で、弾幕演出もそちらを再現している。

ロストワードでは本家と異なり幽々子"本人"が使用していて、かつ桜アイテムが落ちてこない。

ラストワードは東方神霊廟のOverdrive限定スペカである桜符「桜吹雪地獄」のアレンジ。本来は桜符「西行桜吹雪」の強化版スペルとして登場するはずのスペルカードである。

桜吹雪」は桜の花びらがあたかも雪が吹雪いているかのごとく舞い散るさまのこと。昔では「花」の一語は、特に俳句和歌の世界においては「」を意味する例が見られ、特に「花吹雪」といった場合には満開の桜が吹雪のように散る様子を指す。

原作では渦を作るように回る桜色の弾幕を「桜吹雪」に見立てていて、桜符「西行桜吹雪」よりもさらに弾幕の密度が高くなり、大量の花びらが主人公を襲う「地獄」のようなスペルカードとなっている。お前のような1ボスがいるか

薄桜は薄い桜の花の色のようなほんのり紅みを含んだ白のことで、必ず赤関連の色の名前を入れるA6世界のキャラのラストワードの命名法則に則っている。

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