概要
CV:堀江由衣
本多奈津子とは、『王様ゲーム』のキャラクター(画像左)。
県立呉広高校2年1組の女の子。
天然気味でマイペースだが、自殺を図った時の影響で幼い頃の記憶がない。
しかし物語りの途中から、みんなを苦しみから解放させてあげたいという思いが暴走し、クラスメイトたちを脅迫や間接的な殺害を行い、恐怖を撒き散らしていく。
もう一人の奈津子(※ネタバレあり)
王様ゲーム(起源)の登場人物。最初の惨劇の舞台となった夜鳴村の住人で、主人公一成の従妹。一成とは相思相愛だが、親族同士の恋愛に否定的な村の風潮に悩んでいる。
全ての王様ゲームの発端となった人物。
一成との恋愛が原因で、ある時母親と喧嘩になり、実家の土蔵に閉じ籠もってしまう。怒りで冷静さを欠いた彼女は近くにあった祖母から絶対に触れてはいけないと言われていた壺を割ってしまう。
この壺の中に入っていた液体こそが、王様の正体であるケルドウイルスの原型だった。
本多家は元来呪薬を使った呪術師の家系で、このウイルスも何らかの理由で、蠱毒の様な方法で作られた呪物であった。
このウイルスは村人に拡散され、最初に感染した奈津子は所謂女王感染者的な立場となり、無意識にウイルスに操られた「王様」となる。
最期は罪悪感から一成に自分を殺す様に仕向けて死亡する。
生き残った一成は後に結婚し、双子の娘を産む。その一方に忘れられない恋人の名前をつけた。それが「奈津子」である。しかし、その名前を呼ぶ度にトラウマが蘇り、一成は奈津子を虐待する。結果、奈津子は一成の母に引き取られ、もう片方の智恵美は一成によって姉妹の存在を隠されたまま育てられる。
そして、成長した2人は、それぞれ新たな王様ゲームに巻き込まれることとなる――