基礎データ
進化
キラーメ → キラフロル(Lv35)
概要
初登場は『ポケモンSV』で、植物の蕾のようなポケモン。紫色の小さい花弁の先にある半透明の部分に黄色の両目を持つ顔がある。
初見ではくさタイプに見えるが実は鉱物で、紫色の花弁は毒の成分が固まって結晶化したもの。それをまとって植物に見せかけているので「いわ・どく」の複合となっている。この組み合わせは過去にウツロイド以来で、一般ポケモンとしては初。
普段は洞窟で仲間と共にふわふわと浮遊しており、顔を岩壁に突き刺して栄養分を吸い取り生きている。外敵に対しては、毒の花びらから花粉のように振りまくどくのこなで身を守る。
ゲーム上の特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
48 | 35 | 42 | 105 | 60 | 60 | 350 |
進化前にして既に特攻が105もあり、他はやや特殊寄りのバランス型配分。
洞窟内に生息している……のだが遭遇率が非常に低く、図鑑にもあるとおり本当にめったに見かけない。
レストランやサンドウィッチのそうぐうパワーで遭遇率を大幅に上げられるほか、大量発生が比較的起こりやすく事前に存在を知っていれば入手自体は難しくないのだが、1度も出会わないままチャンピオン戦まで到達してオモダカの手持ちにいるキラフロルのほうを先に見た、というプレイヤーも少なくない。
特に、レジェンドルートを先に攻略して洞窟探索をがけのぼりでスキップしてしまったプレイヤーはそうなってしまいやすい。
終盤に出会うポケモンというイメージが強いが、実は東1番エリアなどの狭い横穴にLv.23の個体が出現するため、準備していけば序盤から連れ歩くことも可能。
習得技も比較的使いやすく、上述の特攻の高さもあって旅でも十分に活躍が見込める。
ただし、狭い洞窟内では一度にエンカウントできるポケモンの数が限られ、特にスカーレット版ではいわのそうぐうパワーでヨーギラスのほうが多く出てくるため出会うにはやや根気がいる。
「碧の仮面」ではてらす池周辺に出現する、こちらはストーリーの進み具合でレベルが決まる上、他の岩タイプもあまり出現しない。ストーリーで使いたいが、低確率をわざわざ粘りたくないと感じるのであればここで手に入れてしまうのも手、スクールでそうぐうパワー:いわのサンドイッチも食べられるため、洞穴や横穴に行く手間を惜しむのであればここで手に入れよう。
大量発生のしやすさから色違い厳選も盛んにおこなわれているが、浮遊している位置によってはレッツゴーで戦闘しづらい上、Lv.29~Lv.45の個体はじばくを覚えているので自主退場されないように注意が必要となる。
なお、進化後のキラフロルは図鑑の記載通り顔を壁にくっつけて大人しくしている個体を見かけるが、キラーメはそういったことはせず、いずれの個体もふわふわと浮遊している。
関連イラスト
関連タグ
0968.ミミズズ→0969.キラーメ→0970.キラフロル
同複合タイプ
その他
カルカンサイト:和名・胆礬(たんばん)。青くて美しいが、10g~20gで致死量に達する毒の石。おそらくモデル