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概要

正規部隊と異なり、特殊な任務をこなす影の部隊、正式名称「暗殺戦術特殊部隊」。

「汚れ仕事(ウェットワーク)をこなす闇の部隊」や「華々しい表の存在とは違う非人道的行為を行う非合法部隊」という意味とは明確に異なり、単純に特殊作戦に就いている部隊の事である。

各里長直轄の組織で上忍、中忍、下忍の中の選りすぐりの忍で構成されており、メンバーは仮面で顔を隠し、名を捨てており、暗部として活動しない通常の任務等に就く場合は面を外して偽名を名乗る(ヤマトが新第七班を担当することになった際、面を外し、本名であるテンゾウではなくヤマトと名を付けられている、それを知っているカカシは度々ヤマトをテンゾウと呼び訂正されている。)

作中では主に、主人公うずまきナルトの上忍師、はたけカカシが在籍していた木ノ葉隠れの里の暗部を指し示す。

木ノ葉隠れ

システム

火影直轄の部隊で隊員を部隊長が束ねて任務を熟す。

木ノ葉隠れの里では女性の暗部のみで構成された女暗部部隊もある他、志村ダンゾウ直轄の養成部門「」が存在した。(本来の意味の暗部はコチラ)

また、暗部の功績などは一切公表されていない。

四代目火影の采配によって生き残った唯一の弟子、はたけカカシや、木ノ葉丸の両親(三代目火影の息子夫婦ないし娘夫婦)が暗部として働いていることから当代の火影にとって信頼できる者が右腕として働くことがある。

しかし暗部も一枚岩ではなく、作中では火影直属の暗部と根の責任者であるダンゾウ直属の暗部との間でのトラブルもみられている。

装備

灰色を基調とした装備、刀、仮面は装備部から支給される。

木ノ葉隠れの暗部の仮面は主に動物を模したものが多い。

仮面は素性を隠すものとしての役割があるが、はたけカカシのように著名な二つ名や特殊な術を持つ者だと仮面をしていても素性を察せられてしまうこともしばしばある。

また男性は左二の腕、女性は右二の腕に刺青が施され、正規部隊に戻った後も残る。

しかしこの設定は時折忘れられ、アニメではまれに左右逆になる。

刺青の模様は木ノ葉隠れのマークをモチーフにしたと思われる渦、炎、葉を連想させるデザインとなっている。

著名な暗部

名前備考
はたけカカシ元ろ班部隊長、現在正規部隊所属、第七班担当上忍
うちはイタチ元ろ班所属、元部隊長、現在抜け忍、所属
うちはシスイ故人
卯月夕顔恋人を亡くした後の消息不明、アニメでは暗部引退
テンゾウ/ヤマト元ろ班所属。根出身、火影直属の暗部に移動、第七班部隊長代行の為に面を外しヤマトと名を改める。
サイ根出身、第七班に配属される

他里における暗部

霧隠れ

仮面の額部分には霧隠れのマークである波をモチーフにした四本の曲線が描かれ、目は線で描かれる。

著名な暗部に抜け忍桃地再不斬がいるが、作中ではが霧隠れの追い忍と身分を偽った時に暗部のものと思しき面をしている。

砂隠れ

仮面ではなくターバンで頭部を隠し、口布で口元を隠している。

著名な暗部に夜叉丸がおり、姉の夫、義兄である四代目風影羅砂から甥の我愛羅の暗殺命令を受けるが、失敗し自決する。

Pixivにおける暗部タグ

暗部の任務は見せしめのための惨殺など正規部隊以上に過酷なものが多いため作品の中にはシリアス調のものも見られるが、後述の暗部時代のキャラクターたちによるギャグ作品などもみられる。

暗部時代

かつて暗部に在籍していたキャラクターたちの当時の様子を描いた作品に付けられる。

多いのははたけカカシうちはイタチヤマトなど主要登場人物の若い頃で、三人はカカシを部隊長としたろ班時代にチームメイトだった。

暗部パロディ

原作では暗部に所属していないキャラクターを暗部所属としたパロディ作品に付けられる。

うずまきナルトうちはサスケなどの主要登場人物など。

また別作品のキャラクターに暗部の衣装を着せた作品も該当する。

暗部篇

アニメNARUTO-ナルト-疾風伝に登場したオリジナルエピソードシリーズ、カカシ暗部篇 ~闇を生きる忍~に関連した作品。

チームメイトたちを亡くしたばかりのカカシが四代目火影波風ミナトの采配により暗部となり活躍する。

余談

ナルトが自来也との修行中にお祭りで買ったお面を付けるシーンがあり、その際足元が見えずに転けている(お面屋のおっちゃんも気をつけるよう注意している)

暗部の忍者は常時、面という制約を背負った上で並の上忍より強い事を考えるとかなりの強者である。

関連タグ

NARUTO