ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

シーラキートの編集履歴

2023-11-02 11:50:27 バージョン

シーラキート

しーらきーと

シーラキートとは『ウルトラマンティガ』に登場する怪獣の一体である。別表記でシーラとも。

データ

  • 別名:怪鳥
  • 身長:62メートル
  • 体重:4万トン
  • 出身地:ゼルダポイント

概要

”ゼルダガスの大惨事を、怪鳥シーラは忘れない”


第32話「ゼルダポイントの攻防」に登場。

爆発性ガス「ゼルダガス」の開発者である根津博士(演:寺田農)の娘・アサミ(演:小出由華)が飼っていたオカメインコが、ゼルダガスによる爆発事故の際、突然変異を起こして怪獣化してしまった姿。恐らくゼルダガスにより怪獣化した模様。

毎時1500kmの速度で飛行することができ、口から黄色の破壊光線と吸引光線を放つ。両爪は鋼鉄よりも硬い。


アサミの命を奪ったゼルダガスが保管されているゼルダポイントに向かって飛行しており、ゼルダガスを憎んでいると思われ、ティガGUTSらに攻撃されてしまう。


しかし、本当の目的は自身の命を引き換えに危険なゼルダガスをこの世から消し去る事だった。


吸引光線で全てのゼルダガスを吸収し、そのまま飛び去ろうとするも、それまでのダメージから飛び立つ力を失くしてしまっていた。その意思を汲んだGUTSによって宇宙に運ばれると、根津博士から発せられた光球と合体して光の鳥に変化し、ティガの導きでアサミの魂と共に地球を去っていった。

生きている限り


短絡的な復讐に走ることなく「本当に悪かったモノ」を冷静に見極め、それを他人の為に処分しようとした、まさに漢と呼ぶべき怪獣であろう。

ただし、その目的を妨害する対象への容赦もしない。


尚、『ウルトラマンタイガ』ボイスドラマによるとトライスクワッド結成以前にウルトラマンフーマがこの怪獣と思しき金色に光る青い目の美しい鳥と遭遇したらしい。


ゼルダガス

この事件の原因となったゼルダガスとは、そもそも劇中の時代より約20年前、北海道エネルギー開発研究所所長であった根津正親博士が、石油に代わる新たなエネルギー資源として開発した物質だった。

しかし気化すると爆発する危険性があるため学会から危険視され(なお毒性も非常に強かった模様)、安全性の問題からか根津博士は相手にもされていなかった。

そして北海道にあった根津博士の自宅の実験室にあった目薬一滴ほどの量のガスのサンプルがふとした事で大気中に漏れ出してしまい、自宅は周囲の原生林共々爆発。その時自宅にいた博士の娘アサミも死亡してしまった。

その事件により根津博士は呪われた科学者として学界から追放されてしまい、更には不治の病も患ってしまうが、その後20年に渡ってゼルダガスの無力化研究を独自に進めることになる。一方のゼルダガスは全て地球防衛軍に押収されたが、その後の地球防衛軍解体により、ガスは全てゼルダポイントに封印された。この事は軍の機密事項であったために限られた人間しか知らされておらず、劇中でもサワイ総監は知っていたがイルマ隊長は知らなかった。

なお、もしゼルダポイントに封印されたゼルダガスが爆発した場合、日本の10分の1が焼失してしまうほどの被害を齎すこととなる。その為、総監は通信に割り込みをかけて事情を知らないGUTSに真正面からシーラキートと戦うように指示した。

なおごく普通のインコに過ぎなかったシーラはこの事故の後に怪獣化したが、怪獣化の原因もこのゼルダガスであった事は否定できそうにない。


余談

・本来の姿が先に描かれ、それがボロボロになるような形が決定稿となった。


・本エピソードにゲスト出演した寺田氏は40話にも別役で出演している。


・劇中シーラキートではなくペットだった頃と同じ、シーラと呼ばれる。このような劇中での呼称と設定された名前が異なるケースに第27話「オビコを見た」に登場するオビコオビコボウシが存在するが、両エビソードの脚本は共に太田愛氏によるもの。


関連タグ

ウルトラマンティガ ウルトラ怪獣


高原竜ヒドラ:怪獣化したきっかけとなった少年の魂を背に空へと飛び立つという、ラストシーンが共通している

おうむ怪獣エレジア:同じくペットの鳥が怪獣化した存在。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました