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リトルボーイの編集履歴

2012-07-24 15:54:35 バージョン

リトルボーイ

りとるぼーい

直訳すれな「小さな少年」

広島に投下された原爆の名称として知られる。当時の広島市中心部に落とされ、およそ3キロ四方を壊滅、10数万人を即死、または半年以内に死に至らしめた、人を殺すには極めて効率的な「小さな」爆弾である。


ただし、全長3メートル、重量は5トンあり、爆弾のサイズとしてはかなりの大型。B-29爆弾搭載量は9トン)のような大型爆撃機にしか搭載できない。当時の日本への空襲で使用された焼夷弾のサイズはほとんどが数キロから大きくても200キロというレベルである。


「ガンバレル方式」という、核物質を前後に分けて置いておき、起爆時に一体化させて核反応を起こす方式を採用している。ちなみに、ガンバレル方式は単純なしくみで設計が容易だが、核反応の効率が悪く、運搬機の墜落時に核爆発が起きる危険性も排除できないため、後の原爆にはほとんど採用されていない。後の原爆はほぼ全て爆縮レンズを使ったインプロージョン型(ファットマンと同じ)となっている。


今日、特に日本においては広島原爆が想起されることがもっぱらであり、よりによって8月7日(原爆投下の翌日)にこの名称が描かれたTシャツを着たアイドルや放送局が叩かれたことは記憶に新しい。


関連タグ

原爆

ファットマン 長崎原爆のコードネーム。リトルボーイより一回り大きく、名称はその大小からつけられた。

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