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リトルボーイの編集履歴

2024-11-15 09:42:07 バージョン

リトルボーイ

りとるぼーい

直訳すれば「小さな少年」

曖昧さ回避

  1. 「小さな少年」という意味の英語
  2. 第二次世界大戦末期にアメリカ軍によって日本広島市に投下された原子爆弾当項目にて解説。
  3. 漫画「SPRIGGAN」の登場人物⇒当項目にて解説。

2のリトルボーイ

日本広島市に投下された原爆の名称として知られる、人類史上初の実戦投入された核兵器


約3km四方を壊滅、500m以内では地下室にいた数人を除き全滅させ、10数万人を即死、または半年以内に死に至らしめた。


「リトル」ボーイという名だが、全長3m・重量5tと爆弾サイズとしてはかなりの大型。B-29爆弾搭載量は9トン)のような大型爆撃機にしか搭載出来ない。

(当時の日本への空襲で使用された焼夷弾のサイズはほとんどが数kgから大きくても200というレベルである。通常の汎用爆弾でも1tほどまでが大半であった)


今日、特に日本においては広島原爆が想起されることがもっぱらであり、よりによって8月7日(原爆投下の翌日)にこの名称が描かれたTシャツを着たアイドルや放送局が叩かれたことは記憶に新しい。


ガンバレル方式」という、核物質を前後に分けて置いておき、起爆時に一体化させて核反応を起こす方式を採用している。


なお、ガンバレル方式は単純な仕組みで設計が容易であるが、核反応効率が悪く、運搬機の墜落時に核爆発が発生する危険性も排除否めないため、後の原爆には余り採用されていない。

(後の原爆の大半は、爆縮レンズを使ったインプロージョン型(ファットマンと同じ)となっている。核砲弾では設計が容易なことや初期技術でも細く作れたことから採用あり)


シンマン(痩せた男の意)」という名のガンバレル式プルトニウム原爆も開発されていたが、誤爆発などの可能性を消せなかったため開発中止になった。


被害規模

1945年8月6日8:15、広島市材木町・細工町付近(当時の広島市中心部)に投下。目標はT字で上空からでもよく目立った相生橋付近であったとされるが、風で流された結果、当町にあった病院上空で炸裂することとなった。

広島市外でも見通しの良い場所だと衝撃波や強い光が見られたという。


爆心地半径500m以内では地下室などにいた数人を除いてほとんどが熱や爆風、高い放射線のため即死、それ以外も多くが翌日までには死亡した。

1km以内でもその年のうちに90%が死亡している。


この範囲では高温やそれに伴う火災などで大火傷を負った人が多く、まさに地獄絵図と化した。


爆心地付近の温度は3,000 - 6,000℃にもなったと推定される。


半径2km以降の範囲を越すと倒壊を免れた建物も増え、爆心地近くより多少は被害も軽減した。しかし、放射性物質を含んだ「黒い雨」や粉塵での放射能汚染もあり、避難や救援活動で爆心地近くに立ち入って被曝した者も少なくない。


なお、爆心地にあった病院は職員患者とも全員が即死したものの、当時の院長と看護師1名は市外に往診に出ていたため、奇跡的に難を逃れた。院長は市内に戻った後、負傷者応急診察を行った。(院長は戦後1977年に死去したが、この件については終生口を閉ざすほどであった)


病院は戦後再建され、その後院長の子息・孫と継承され現在も当地にある。その近くにあった産業奨励館は「原爆ドーム」という呼名で遺構として展示されている。


爆心地にあった病院の敷地の一角には、日本語と英語でこの付近の上空で原爆が炸裂した爆心地であることを記したプレートが、米軍がその後撮影した壊滅した広島の写真と共に設置されている。


また、当時は原爆の正体に関する情報が「新型爆弾」という以外になく、対処法の知識が普及していなかった。

そのため、救援活動や親族の捜索のために市内中心部に後から入った者たちも、高い放射線を浴びる被害を被った。


これを「入市被曝」と呼び、特に放射線量が高かった投下後半月以内の入市者は、被爆者として法的な保護対象となり得る。(詳細は「原子爆弾」の項目を参照)


広島原爆を扱った作品

漫画

アニメ

小説

児童文学

映画

  • 原爆の子
  • さくら隊散る

関連タグ

原爆

ファットマン長崎市に落とされた原子爆弾のコードネーム。リトルボーイより一回り大きく、名称はその大小から付けられた。


3のリトルボーイ

CV:鈴木勝美(劇場版)/ 岩田光央(Netflix版)


漫画「SPRIGGAN」の登場人物。米軍サイボーグ部隊である機械化小隊(マシンナーズ・プラトゥーン)の1人。


両腕に武器が内蔵されており、右腕に小口径グレネードランチャー、左腕に射出式の硬質ワイヤーカッターを内蔵する。


劇場版では、右腕にマシンガンと硬質ワイヤーカッターを内蔵する。


Netflix版では右腕はバックパックからの給弾を可能にしたMGL-140を接続、左腕に硬質ワイヤーカッターを搭載する。

脚部はスポーツ用義足に使われる板バネ状の構造となった逆間接に変更されており、階級は中尉と判明。


手足を破壊されたが、救助後は脚は車椅子で腕はSCARを接続することで代用している。


ファットマンと共にノアの箱舟を発掘するアーカム財団の調査隊を襲撃する。


原作およびNetflix版では獣人化したジャンに殺害される。


劇場版では、爆発物を積んだ雪上車で逃走中に銃弾がキャタピラを破壊して車両は転倒。ウインチにより崖下に落下は逃れるも車両は炎上し、積荷に引火して爆発、車内から逃げれずに爆死した。

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