河西智美
かさいともみ
生年月日
1991年11月16日生。T153、B80-W59-H82。血液型はA型。2期生。東京都出身。
概要
愛称はとも、とも~みちゃん、チユウなど。キャッチフレーズは、「タレ目がチャームポイントのとも〜みちゃんこと河西智美です」。
『第二期AKB48追加メンバーオーディション』に合格し、旧チームKの一員としてスタート。その後、2009年の組閣でチームBに、2012年の組閣でチームAに異動。メンバー内での人気が非常に高く、特に前田敦子は「男だったら付き合いたい」と公言している。
- 2009年に行われた『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』では10位。
- 2010年に行われた『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では12位。
- 2011年に行われた『AKB48 22ndシングル選抜総選挙「今年もガチです」』では16位。
- 2012年に行われた『AKB48 27thシングル選抜総選挙〜ファンが選ぶ64議席〜』では12位。
『デジモンクロスウォーズ』では、バステモン役を演じた(ゲスト出演)。
また、『仮面ライダーW』では、同じAKB48の板野友美と共に共演し、ユニット「queen&Elizabeth」を結成した。
さらに、2012年に行われたJRA主催の「AKBのガチ馬」で最も多くのポイントを獲得して優勝し、秋の「SMART! JRA」CM出演が決定した。
そして、2013年5月3日の劇場公演をもって、AKB48を卒業した。
2021年5月15日に俳優で新体操講師の小山圭太と結婚した事を発表。
不祥事
2012年に放送された黄金伝説の人気企画でもある1ヶ月1万円生活において早々にリタイアしたことが発覚。
当初、河西はお気に入りのアロマランプや毛布、まくらカバー、雑誌、CDなどを持参して節約生活の部屋を自分仕様の空間にしたり、自前のエプロンを着用して料理の腕を振るうなど、順調な節約生活をスタートさせたように見えた。
ところが、節約生活5日目に同じ参加者の吉村崇&森永卓郎と顔を合わせ、その時点での残金と順位を競う中間発表の場に、河西の姿だけなかった。スタッフ曰く「荷物を取りに帰る」と言い残して自宅へ帰ったまま戻って来ず、6日目以降も姿を表さず、そのまま2度目の中間発表がある10日目を迎えてしまう。
その後、マネージャーが河西の自宅に出向き事情を問いただす。彼女によると犬や猫に囲まれての生活に慣れていた彼女にとって、一人きりの節約生活は思いのほか寂しかった模様で、初日から「不安しかない」ともらしていた。また、四六時中に撮影カメラがあらゆる所で回っている安心できない監視状況に耐えられなくなったことから逃げだしてしまったという。
それでも番組側をはじめ、吉村や森永も河西には戻ってきてほしいと願い、さらにほかでもない河西本人にもこの頃は「復帰したい」という思いがあるということで、11日目に河西と番組側との話し合いが持たれることになった。そして、番組側は、「不在時の光熱費は請求しない」、「食材は新しく買い換えてOK」など、甘い条件を出すつもりでいた。しかし、結局その話し合いの場にも河西は現れなかった。
その後、マネージャーからの説得にも応じず、河西本人は「もうやりたくない」の一点張りで結局、番組側はこれ以上の企画参加は出来ないと判断し、所属事務所との話し合いの結果、河西が節約生活を断念することが決定。15日目の中間発表で、吉村と森永にもその事実が伝えられた。「1万円生活」史上初の衝撃的展開に、吉村は「自分で言うのも何ですけど、いちばんマズイ展開です。僕は『1ヶ月1万円生活』でも破天荒を貫いてきたつもりでしたが、今となっては河西さんが誰よりも破天荒だった気がします」と失望し、森永氏は「河西に勝ったら”一緒に『ヘビーローテーション』を踊ってもらう"」ことを目標の一つに掲げてながら挑戦しており、その河西に会うことすら叶わず、節約生活における一番のモチベーションを失って意気消沈。更には「画的にもかなりマズく吉村さん1人ならまだしも、吉村さんと私の2人というのはゴールデンの放送に堪えられないと思う」と番組側を気遣った。
この問題行動については数多くの関係各所からバッシングを浴び、特に生みの親でもある総監督の秋元康は「彼女の行動はアイドルかつテレビタレントとして決して許されない行為であり、途中でリタイアするのはしょうがないにしても勝手に番組を降板するのは、プロとしてありえないし、全面的に身勝手な彼女が悪い。今後は、彼女のテレビやライブでの出演機会を減らすのも検討しており、後は番組のスタッフや共演者やファンのみなさんにお詫びして、どうやって信頼回復をしていくかだ」と全体的に彼女の行為を批判し、彼女に反省の意思が表れるまでは表舞台に参加させない意向を示していた。
同じく有吉弘行も「こんなんだって、やる前からわかってる話だろ、そんなもん。俺なんて電波少年で半年間ずっとカメラにいたんだぞ。ましてやこれが原因で他のAKBのメンバーがもう黄金伝説出れなくなったら全部コイツのせいになるんだよ。無責任すぎるだろ!」とテレビタレントとして、アイドルグループとしての自覚の薄さに批判していた。
そして、濱口優もかつて他局で活躍していた同僚が企画を放棄したことで降板させられたことを棚に上げ、「オファーを受けたら最後までやり通すことが大事でそれを途中で逃げ出したらどんな目に遭わされるの危険で、ましてやプロとして恥すべき行為」と説明し、秋元や有吉同様、プロ意識の低さを批判した。