山田(ゲゲゲの謎)

やまだ

映画『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』の登場人物の1人。

概要

映画『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』の登場人物の1人。

本作の現代パート（2026年）に登場。

廃刊間近の雑誌会社に勤めている雑誌記者で、スクープを得るために「鬼太郎が何故妖怪から人間を守るのか？」をテーマに記事を書こうと、本編開始前から度々鬼太郎の行く先に着いて回っていた。

猫娘もそのしつこさにうんざりしており、鬼太郎も最低限の警告はしていた（PVで鬼太郎が「引き返してください」と警告していたのは彼の事である）が取材に答える気はなく、相手にはしていなかった（しかし、その裏には6年前に自分に関わった事で何度も危険な目に遭い、最後は自分達との出会いを含めた全ての記憶を失ってしまった少女の事もあって、敢えて自分に近付かないようにしていたのかもしれない）。

そして、ある目的で本作の舞台である哭倉村を訪れた鬼太郎達を追っていたが、そこで妖怪と鬼太郎の戦いに巻き込まれる事になる。

担当声優の松風雅也氏は、6期鬼太郎では第70話にゲスト出演しており、ビジュアルは異なるがあちらの役名も「山田」であった。

※以下、ネタバレ注意

一連の騒動が終わり、鬼太郎と目玉おやじが哭倉村で犠牲になった者達の魂を救い、成仏させた光景を目の当たりにし、「この村で何があったのか、鬼太郎が何故人間を守るのか」を後世まで残すために、「改めて話を聞かせて欲しい」と頼み込む。

そこには会社や自分のためではなく、「1人の記者として真実を明らかにし、多くの人に伝え残したい」という真摯な想いがあり、山田の決意を汲んだ目玉おやじは、哭倉村で起こった全ての真実を話す事となった…。

本作の登場人物は水木を含め、ほとんどの人間が最終的に不運ないしは悲惨な目に遭っている中、彼の場合は唯一にしてある意味一番幸せになった人間のキャラクターとも言える。