山田(ゲゲゲの謎)
10
げげげのなぞのやまだ
ここでは、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の登場人物の1人について記載する。
本作の現代パート(2026年)に登場する雑誌記者。次号で廃刊となる雑誌の最後を飾るため、『都市伝説、妖怪少年・ゲゲゲの鬼太郎、その出生の秘密』をテーマに記事を書こうと、鬼太郎の行く先々に着いて回っていた。
そのしつこさはねこ娘をうんざりさせ、鬼太郎からは危険だからと引き返すよう、素気のない態度で警告を受ける。
しかし取材を諦めきれない山田は、警告を無視して「哭倉トンネル」へ足を踏み入れる。
トンネルを抜けた先にあったのは、燃えつくされ廃墟となった村。その奇怪な様子をカメラに収めるうち、山田はいつしか忘れられた禁域へと足を踏み入れ、そこで狂骨に襲われてしまう。
余談
関連タグ
同じ「山田」姓のキャラクターの中で、恐らくは最も有名な人物。
※以下、映画終盤のネタバレのため、スクロールの際は注意
「…この村で、何があったんですか?」
本編終盤、鬼太郎と目玉おやじは狂骨と成り果てた哭倉村の元村民、その最後の一体の魂を救う。
自分を襲った狂骨が魂の姿を取り戻し、迎えの手を取って昇天していく、そのただならぬ光景を見た山田は、鬼太郎に呼びかける。
「鬼太郎君、なぜ君は人間を助けてくれるんだ。その理由がこの村での出来事だというのなら、教えて下さい!僕が書き残し、必ず語り伝えます!」
そこには会社や自分のためではなく「1人の記者として真実を明らかにし、多くの人に伝え残したい」という真摯な想いがあった。
「忘れないで」という最後の犠牲者の望みと山田の決意をそれぞれ汲んだ目玉おやじは、自分と相棒との出会い、そして哭倉村で起こった全てを語り始めるのだった。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- 新訳 鬼太郎誕生
一、ある山奥にて
冒頭です。 こんな感じで進んでいきます。 ちなみに映像に直すとたった1分弱の内容。 …こんなペース配分で千秋楽までに書き終わるんだろうか。 投稿者としては、 ・山田という人物にもう少しフォーカス当てたい ・冒頭の描写と終盤の描写の辻褄を合わせたい ・猫娘にせめてもうちょっと喋ってほしい という思いもあって書いてます。 まだまだ書き途中ですが、投稿してしまえば自分を追い詰められると思って投稿します。 読んでくださる皆さまのおかげで、僕は続きを書くことから逃げられなくなります。 さぁ続きを書け、逃げるな、と言ってくれると嬉しいです。 【追記: 240219】 続きはまた、構想から頑張って書いてます。 が、辻褄がうまく合わないところがあってちょっと遅れております…ごめんなさい。 哭倉村って、どこなんだろうなぁ、という疑問が膨らみに膨らんでおりまして。 昭和31年(1956年)時点で、東京発で走っていた夜行列車の数は幸いにも限られており、水木が降りた駅は定光寺駅がモデルだと言います。 ただ、そうすると時間の辻褄が合わないのです。 東京発、門司行の夜行(18:30発)に乗ったとして、名古屋には夜中の1:30には着いてしまうのです。 ネットに転がってた昔の時刻表によれば。 であれば、夜行に乗って朝方につき、おそらく在来線に乗り換えて麓の温泉街に到着し、タクシーに乗ったと仮定すると…例えば神戸に7:05着ですから、そのあたりから逆算することになります。 …いや、どこだ?となりました。 だいたい、 ・温泉がある →火山性? ・山の中心に湖、その真ん中に小島 →カルデラ湖っぽい のに、地下に鍾乳洞があるんですよ?? つまり石灰岩(昔サンゴ礁だったのが隆起して地上になった)の地質なんです。 てことは、カルスト台地…? でもそうするとカルデラ湖と辻褄が合わんぞ…? ?????????? と、思考の迷路にハマってしまい作者は今猫ミーム(頭抱えてるやつ)みたいになっております。 作者が落としどころを見つけるまでもう少しお待ちいただけますと幸いです。 凝り性なもので…ごめんなさい。 【追記:24/2/27】 大変お待たせいたしました。 この節は一旦これで完成とし、次の節を続けて公開します。 変更点は →スマホのライトではなく懐中電灯に修正(原作準拠) →トンネルを出た先の風景を確定(次節参照) 引き続きよろしくお願いいたします。 作者5,484文字pixiv小説作品 - 新訳 鬼太郎誕生
二、違和感
大変お待たせいたしました。 冒頭その二、原作で描かれなかった部分…トンネルを抜けてから、集落に行くまでの山田が何をしていたか…の描写に挑みました。 ※もしかすると『一』と同じく、後から加筆修正するかもしれません。 ~ざっくり解説~ まず、前回悩んでいた地質のことについては自分なりの答えが出ました。 とくに不作の土地だとか、火山性の大地だとか、そういう設定にはしていません。 色々考えましたが、あくまでも"このあたりだろうな"という場所の地質を参考にした方が無理がない、思ったからです。 じゃあ"このあたり"ってどこ?と言いますと…兵庫県は有馬温泉の近くになります。 昭和30年の時刻表を調べ、水木が会社を出た後に乗れる電車を調べました。 いくつか候補があったので、描写上最も違和感がないのはどれかを次に考えました。 記者会見の伝聞には、水木が朝方に温泉街を歩く描写があったと言います。 また、タクシーの運転手さんの方言からしても、場所は近畿以西。 ・東京駅発の東海道線と思われる ・朝方にまず直通駅に着く ・それから乗り継いで9~10時くらいに到着可能 ・温泉街 上記を満たしたのは、20:30東京発の夜行列車『銀河』。 そこから神戸に朝8:25に到着。 徒歩で神戸電鉄湊川駅に向かい、そこから有馬温泉まで登れば…ちょうど、10時前には温泉街に到着できます。 若干ギリギリですが、これなら辻褄があうでしょう。 なので、あのあたりは火山性の地質ではなくそこそこ農業のしやすい、いい土地です。放っておかれた田畑は70年もすれば若い森になってしまっていた、と考えられます。 最も、狂骨の怨念の影響下にあったわけですから、ちょっとおどろおどろしい森…というか、藪?になっていたでしょうが。 そんな試行錯誤をもとに、じゃあ、山田がそこに一人でたどり着いたらどう考え、何をするだろうか…?と想像して書いてみました。 まだまだ続けていきます。 なにより、水木が同じ道を歩いた時にどうか、という描写もしたいですし。 まだ、一番書きたいところまで全然書けてないですしね。 ・じゃあ、そんな稲作向きの土地がなぜ裏鬼道の隠れ里に? ・地下の洞窟は? その辺のことも、後々書いていこうと思います。 引き続きよろしくお願いいたします。3,547文字pixiv小説作品 ツケ払水木
これぞ見切り発車し、入村したまま いつまでも忘れない為にと、目玉おやじ殿の語りに続きます。 ツケ払と、ついていますが別段大暴れ描写はなく、思いつかなかっただけ… ※ネタばれあり、入村後を推奨 ※映画より続き捏造、架空、大概やりたい放題 ※水木の没、人外、大丈夫な方向け ※タグに記者が居た、本人ほとんど何もしていないのにw . . . . . . 記者が逃げ去る後ろ姿を一体の日本人形がひっそりと見送った。 横たわった左目から水が滴り落ち、最後の時が来るのを待っている。 暗い窖から二つの上る魂が見えた。 それは、俺が救えなかった二人の魂。 数日しか会話を交わしては居なくとも情は沸くもので、 出ない涙が頬を伝った気がする。気がするだけだが気分は楽になった。 手をかける事が出来ず、浄化してやれなかった事はすまないと思う。 暫く窖の天高くから光を差し込む方を、目を細めて見つめる。 既に何もありはしないが、見続けた。 そうこうしていると、目玉が、かつての友が熱く語り出そうとしている。 お前はあの時の事をどう話すつもりかと、気になって仕方がない。 姿を見せるには今は不十分な妖気をもって、気を伸ばし近寄る。 仕方なしに聞いてやろうか、聞くだけならば十分か。 話の内容次第では…天中くれてやらんでもないな。 「長い物語になるぞ」 数日だけだがな。 「聞かせてください、」 おう、聞かせてくれよ。相棒 。5,960文字pixiv小説作品山田記者のあとがき ~哭倉村事件と 妖怪少年の誕生~
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』で「都市伝説、妖怪少年・ゲゲゲの鬼太郎、その出生の秘密」を追っていた山田記者が、目玉おやじの話を聞き取って記事を書き、さらに一冊の本にして出版するという想像はすでにpixivでマンガにしている方もいらっしゃいますが、その本に山田がつけた「あとがき」という設定の文章です。筆者も以前、雑誌に記事を書いていたことがあり、ちょっぴり実話も混ぜて本物っぽく書いてみました。 ……引き出しにしまいっぱなしの録音テープ、どうしたらいいのか、思い出すと途方に暮れるんですよ。「M」のような大層なことではないですが、「なかった歴史」にするのも良くないよなあ、と……。2,289文字pixiv小説作品山田記者の取材ノート ―水木氏ご長女聞き取り記録―
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』二次創作小説です。幼少時を水木と暮らした鬼太郎が去った後、水木がどんな人生を送ったかを想像して書いています。素材にはNetflix配信アニメ『悪魔くん』第10話を含みます。 山田記者が哭倉村事件について目玉おやじから話を聞いた後、より詳細な取材のために水木の遺族に聞き取り調査を行った記録という体裁を取っています。のちに彼が発表した文章をきっかけに、何かが起こる・・・と思います。 カバー写真はフリー写真素材サイト、写真AC(https://www.photo-ac.com/)より keisuke3 さんの作品をお借りしました。4,154文字pixiv小説作品ある記者の手記より
エンドロールに入る直前の山田記者目線で、あの場に本当に水木さん(幽霊)が来ていたらというif話です。 っていうか鬼太郎に水木さんのことを人前でお義父さんって呼ばせたかっただけなんですが。 今回は父+水っていうより鬼+水+山田記者って感じの話です。 山田記者から見た水木さんと鬼太郎の関係性の話が書きたかった。 ゲ謎小説4話目ですが、緩い連作なのでこれ単体で読めます。書きたいとこだけ書きました。 水木さんはきっとあの後どこかのタイミングで記憶を取り戻して、親父さんと三人でほのぼの子育てライフを送って天寿を全うしたと信じています。 ところで映画本編で山田記者が都市伝説妖怪少年ゲゲゲの鬼太郎って言ってるんだけど、6期の鬼太郎は妖怪が色々やらかすのとSNS時代のせいでそこそこ世間に認知されてる感じだと思うんですが、まだ都市伝説扱いなのかなってところがちょっと気になってるんですよね。 ゲゲゲの謎が6期放送中のどこかの時間軸という設定なのか、それとも6期終了後にまた妖怪や鬼太郎の存在が都市伝説になる位に忘れ去られた頃なのかはわからないですけど、いつか6期最終回みたいに鬼太郎が人と妖怪の間に挟まれるような騒動が起こった時に、山田記者が書いた記事が当時の読者だった人達の頭の片隅から掘り起こされて、鬼太郎が応援される何かのきっかけになっていればいいなと、なんとなくそんなことを思いながら書いてました。 なお、あの世関係は割と適当な感じで書いてるので、地獄で云々あたりはふわっと流しながら読んでください。16,664文字pixiv小説作品- 新訳 鬼太郎誕生
三、廃村
お待たせして申し訳ございません。 2を書いてから2週間、風邪でやられておりました。 おのれ会社の懇親会(絶許) やっと書けましたが、これまた突貫稿となります。 ・山田はもっと早い段階で廃村だと気づいた ・アイデアがクリって余計なことまで気がついた ・SANチェックちょっと失敗ぎみ という状況です。 これから予定している改稿予定は、 ・もっと写真撮ってたろ ・もう少し肝据わっててほしいな です。 ただ、冒頭でノロノロするのも嫌なので恐らくこのまま続きを書きます。 あと何話か書いてから、戻ってくるつもりです。 山田バタバタ編、ようやく次でラストです。 もう少し、ご容赦願います。 ※注意※ 次の話、重要です。 いよいよオリジの設定が本格的に出てきますので。 (追記:0322) そんなこと言いつつ、辻褄合わせと手直しのために改稿してるんですけどね。 ・カメラの機種確定(劇中の映像とカタログスペックを元に選定) ・ザックを抱える描写追加(辻褄合わせ) ・懐中電灯の喪失描写追加 ・文末の描写が慌ただしかったので調整 風邪は治りきりませんが、なんとか生きております。 早く暖かくなって(切実)7,568文字pixiv小説作品 哭倉村の生き残り
ゲゲゲの謎、本編完結後の後日談です。雑誌記者の山田が鬼太郎や目玉の親父からの話を聞いた後、ねずみ男の取材を機に自身の両親が哭倉村の数少ない生き残りである事を知ります。そこでは本編では語らられなかった村の成り立ちや様子。狂骨が襲来したあの事件のその後にについて言及されます。 ちなみに山田が所属している月刊「アトランティス」(月刊「ムー」がモデル)や実家である郊外の団地(練馬区にある光が丘団地や多摩ニュータウンなどがモデルです)を始め両親が村の生き残りであるという設定や村の成り立ちは創作です。 ゲ謎に登場した「まぶいぐみ」ですが、沖縄に縁もゆかりもない時貞がなぜ、知っているかな?と思って見ていましたが、村の外から連れて来た生贄の中に沖縄出身者がおり、彼らが行っていた「まぶいぐみ」を悪用したのではないか?と考えています。もし、そうだとすれば「まぶいぐみ」の風評被害ですけどね。7,304文字pixiv小説作品- 新訳 鬼太郎誕生
四、爆心地
【改稿:240402】 ひどいキャプションになってました。 3話投稿から時間が経ったと焦ったばかりに…我ながら情けない。 中身を書き変えます。ごめんなさい。 ~今回の内容~ 1、文章量 今回、文章量が多いです。 ちょっと詰め込みすぎたと猛省中。 話のテンポを考慮し、追って2~4話までを再編します。 話数を分割する可能性が高いです。 連作もの二次創作で1話に1万字はちょっと…。 さらにそれを序章でやられたら、読み手は辛いですよね。 本当にごめんなさい。 必ずもっと読みやすくします。 2、今回こだわったところ これも、とても多いし一気に描写されてしまっているので、下記にまとめさせていただきます。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21890063 ~概要~ ■山田のケガ ■壊れなかったカメラ ■ご遺体 ■洞窟の描写 ■時貞、なんで生きてるの? 3、これから 改稿を含め、やることは本当に盛りだくさんです。 4月からリアル生活がまた忙しくはなるのですが…頑張ります。なんとか。 次の話、一番強いオリジナル要素を出します。 それこそが、この話を書き始めるに至った全てのきっかけです。 なので、とにかくまた頑張ります。 頑張るので、どうか待っててください。 よろしくお願いいたします。 筆者9,929文字pixiv小説作品