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天堂弓彦の編集履歴

2023-12-15 13:00:49 バージョン

天堂弓彦

てんどうゆみひこ

天堂弓彦とは、漫画『ジャンケットバンク』の登場人物。

「この世で唯一価値のあるモノは―――」


「善人です この私のような」


概要

カラス銀行に所属しているギャンブラーの一人。ランクは1/2ライフで職業は神父

伊藤班が担当権を保有しており、劇中では御手洗が担当に着く形で主人公の真経津と対決した。


神父という職業柄ということもあり穏やかな話し方をするが、その本性は狂気的な信奉者であり、自身を善人として疑わず容赦なく悪を罰しようとする異常者。

懺悔室で告白された罪を第三者にリークするなど悪を罰するためには手段を選ばず、そのことが原因で追い詰められ自殺した人物も多い。


実力としては1/2ライフということもあり高く、真経津との読み合いでは(真経津の狙い通りだった部分はあったものの)終盤まで圧倒していた。

また驚異的な動体視力を有しており、真経津の手の動きからカードの配置を当てるほどの正確性を持つ。それだけでなく、持ち前の狂気で真の目的を悟らせることなく人を操ることができるなど敵にすると実に厄介な存在と言える。


活躍

伊藤班のギャンブラーとして対抗戦で宇佐美班の真経津と「ブルー・テンパランス」で対戦。事前にゲームの仕様書を読んでいた御手洗から罠の存在を知らされたため、比較的有利な状態で戦いに望むこととなった。


序盤は読み合いに勝ち石を増やすと同時に、真経津にも自身の選択肢を増やすためだけに石を渡すという異常性によって真の目的を隠しつつ優位に立った。

その強さから御手洗も「真経津さんを倒すのはこんな人かもしれない」と、邪悪が渦巻くギャンブルの世界において(過剰とはいえ)善性で戦う彼に期待を抱くようになる。


しかし、減圧で苦しむ真経津の姿を見る天堂の顔は邪悪な笑みを浮かべており…


(この先76話以降のネタバレ注意!)













「君は神を信じている でもそれはどこか遠くの存在なんかじゃなく――」


「君は 君自身を神として信仰している」


「『神』ってのは ただの一人称だ」


真経津が暴いた天堂の正体、それは自らを神として信仰している狂信者だった。

そのため、言動こそ「神の法を絶対とする狂信者」そのものだが、実際のところは「神なんてここ(頭)から出て来れないのだからどう扱ったってかまわない」と宣う「超独善的な無神論者」

自身を神とする天堂は存在を誇示することなく、懺悔室で吐き出される罪を犯しておきながら裁きも受けず許されようとする身勝手な懺悔と言う名の吐瀉物を元に、その懺悔した人物に近い人間にその情報をリークする(懺悔室で聞いた事は内容の重軽問わず、当然ながら同僚にさえ決して漏らしてはならない機密事項である)事で人の罪を晒しあげ自殺に追い込み、それでも自罰(自殺)しないクソ相手には自らの手を汚して本人の言う悪を排除してきたのだった。


「神様がどうこう以前に!!!人が許すワケねェだろォがバアァァアカ!!!」


その後真経津に石を増やされるものの、実際にはそれは天堂の掌の上の行動であり、その目的は「互いの石の差を保ち続けることで真経津を減圧のダメージで戦闘不能にする」こと。

御手洗に聞かされていた罠は「石の差が100を超えると勝者側の天秤が通気口を完全に塞ぐ」というものであり、これを防ぐためにリードを保ちつつ差が100を超えないよう調整していた。


だが天秤のルールを把握した真経津が徐々に優位に立つようになり、石を増やされただけでなく上着を使いカードを隠されたことでカードの配置を把握できなくなってしまった。

安全策を取り端のカードを選ぼうとするが、真経津が点差を調整しこの状況を作り出していたことを御手洗から指摘されてしまい、頭に血が上り真経津の挑戦を受ける形でカードを選び、結果差が100を超え真経津の通気口が塞がる形となった。


しかしそれこそが真経津の策略であり、加圧状態から一気に減圧状態まで下げることで肺の中で空気が一気に膨張、潜水病に近い多大なダメージを食らうことになってしまった。(破裂かそれに近いダメージを負ったと思われる)

自身の敗北に激しく狼狽するものの、最後は全てを知って操ってみせた真経津の姿に神を見出し、加圧から減圧への変化のダメージにより戦闘不能になり敗北した。



以降の安否は不明だったものの、真経津と交流を結んだようで102話で彼のマンションを訪れた獅子神と村雨の前に姿を現した。世界の中心を自分であると考える黎明とは折り合いの悪さを見せたものの、天堂が暴いた罪人を黎明が監禁するという極悪コンボの提案により和解に至った様子。


ゲームの後遺症かは不明だが目のマークが描かれた眼帯を右目に着けており、負けた事で残高を吐き出してしまったのかランクも一番下の5スロットにまで落ちている。意外にも他が1/2ライフなのを気にしているのか、ランクを言う際にやや居心地が悪そうな素振りを見せるなど、他の面子同様人間らしさが垣間見られるようになった。

その後は5スロットを蹂躙した(オークション行きのギャンブラーの中に彼の被害にあったと思われる人物が何人か見受けられ、特0が「なんで今日はこんなにクズが多いんだ」とボヤき、全員が同じ奴に負けたであろう怨嗟を吐いていた事で「運が悪いだけか」と言っている)ようで、4リンクにまでランクを戻している、当初4リンクにいた村雨と並んでとんだランク詐欺である。


さらに真経津の1ヘッド初戦と時を同じくして1/2ライフに復帰。「強敵と相対し生存した適者は、敗れる前よりもはるかな強者として君臨する」という宇佐美の判断で宇佐美班が彼の担当権を獲得し、宇佐美班所属のギャンブラーとして古巣である伊藤班との解任戦に臨む事となる。




余談

幕間ではいつもの様に咎人(JCの下着を盗んだらしいロリコン教師)相手に懺悔を聞いていたが、大音量でドンドコドンドコと聞こえるせいで内容が全く耳に入ってこず、懺悔者に少し待ってもらい、音源に文句を言おうと外に出たところ、教会のすぐ前で日本式のお祭りが開催されていたのを目撃

教会と関係ない宗派どころではない全くの異教の祭事が開かれている事に困惑するも瞬時に脳内に天岩戸の逸話が再生され「神=自分の降臨待ち」と曲解

いつもの(自分以外の)四人が祭に到着する頃には上半身半裸でノリノリに太鼓叩きに興じており、目を逸らした四人を目ざとく発見し、声をかけた事で、四人とも何も知らないおじさん達にハッピを着せられ、彼の乗る神輿を担がされる羽目に陥っていた。(慣れない肉体労働な上、ただでさえ重いのに神一人分余計に重くなっている事から四人全員白目を剥いていた)


彼は祭を気に入った様でまた来週やろうとノリノリだった


関連タグ

ジャンケットバンク 真経津晨 御手洗暉

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