概要
「太陽の牙ダグラム」第21話「計算された奇襲」に登場した、迷彩服を着たソルティックH8ラウンドフェイサーの俗称。軽量型ラウンドフェイサーとも言われる。
ダグラムのリニアガンの威力にはソルティックの装甲はほぼ無力であるため、予め装甲を全て外して徹底的な軽量化を行なう事で、ダグラムより速い動きを可能にした。
一発でも攻撃を食らえば終わりだが「当たらなければどうという事はない」という理屈で、ジャッキー・ザルツェフ少佐の独断による改修作業(ほぼ解体に近い)が行われた。
元々ラウンドフェイサーを含む二脚型コンバットアーマーはセミモノコック構造なので装甲も構造材の一部をなしているため、無闇に装甲を取り除くと自重を支えきれず、またフレームと一体化している装甲は取り外せない様になっているのだがザルツェフ少佐は上半身も全て装甲を取り除けば、軽くなり自重を支えきれると判断し、元に戻せないことを承知の上で装甲をオミット、そして外せない箇所は溶断を用いた。
装甲が無い事を隠すため、パジャマを彷彿させるブカブカの防水布を着せている。
その外見と動きから、当初は新型機と誤認された。
ザルツェフ少佐の的確な指揮のもと、三位一体のフォーメーション攻撃でダグラムを追い込むが、戦闘中に防水布が破れたことで正体が露見、対CB用の装備でなくとも攻撃が通じることがばれてしまう。
それでもかまわず戦闘を続けてあと一歩の所まで追い詰めるが、J・ロックが率いる部隊からの掩護射撃により、ザルツェフ少佐が乗ったヘリが危険に晒される。
少佐の指揮なくしてはパジャマソルティックは活かせないため、撤退することになった。
ちなみに小説版では24部隊がコーチマSPLではなくこの機体を使用している。
商品化
マックスファクトリーより「ソルティック H8 ラウンドフェイサー」とのコンバーチブルキットとして立体化。
ただしパジャマ状態は前後貼り合わせの固定モデルである。
関連タグ
太陽の牙ダグラム ソルティック ラウンドフェイサー コンバットアーマー