スペック
全長: | 255m |
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装甲: | 不明 |
武装: |
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MS搭載数: | 6機 |
概要
艦種略号:DDMH Nazca Class「ナスカ級DDMH」
ローラシア級MS搭載艦に次いで就役したザフトの宇宙用モビルスーツ搭載型高速駆逐艦(巡洋艦とも)。
級名は「ナスカ文化」に由来し、本級に属する艦は全て歴史上の知識人の名が冠されている。ちなみに、ネームシップの「ナスカ」は未登場。
ローラシア級その他の戦闘艦に比べると火力は劣るが、船体は地球連合軍のネルソン級宇宙戦艦よりも大きく、搭載MSの迅速な運用を主眼に艦自体の機動性を高めている。
その速力は連合軍の最新鋭艦であるアークエンジェル級強襲機動特装艦にも匹敵し、エターナル級高速戦闘艦の就役まではザフト宇宙艦随一の快速を誇っていた。
全長255m。搭載可能なMSはローラシア級と同じく6機。
胴体の半球部分がカタパルト部分となっている。
『SEED DESTINY』でのナスカ級
2年の間で近代化改修が行われており、グラスゴー隊のようにローラシア級が不在ながら3隻のナスカ級で構成される部隊で、数十機のザクウォーリアとグフイグナイテッドのニューミレニアムシリーズの展開が可能となっている。単純計算で1隻あたりの搭載可能数は倍の12機ほどに改良された模様。内部設備を小型化し、スペースに余裕ができたためであると思われる。
武装
- 120cm単装高エネルギー収束火線砲×2
- 66cm2連装レールガン×2
艦橋下両舷の砲らしき部分と判明。
- 450mm多目的VLS×4
VLSは艦体両舷側にある大型の丸い開閉口らしき部分が発射装置と判明。
弾数は側面2門につき7連発×4列で、4門から計56発が発射されていた。
- 沈胴収納式58mmCIWS×10
同級艦
ヴェサリウス
クルーゼ隊の旗艦。劇中でアークエンジェルを追跡するクルーゼ隊で運用されるため、ローラシア級のガモフ共々で知名度は高い。
ボルテール
ジュール隊の旗艦。
ニュートロンスタンピーダー搭載型
『SEED DESTINY』に登場したナスカ級の1種。地球連合軍の核ミサイル攻撃からプラントを防衛するべく、新開発された大型装置「ニュートロンスタンピーダー」を搭載する独自改修が施されている。艦体前面にニュートロンスタンピーダーの装置が搭載されており、装置の固定のためにカタパルトが使用不可能となっている。また、エネルギー供給のために主砲である単装高エネルギー収束火線砲も外されている。
大型装置の運用に特化しているためか、火力、機動力、MS運用能力と大幅な制限が受ける仕様で、戦闘能力は実質皆無。運用する際には護衛として通常仕様のナスカ級が2隻随伴している。
余談
- 近代化改修によって2年で倍近い搭載能力を確保している点は驚くべき技術なのだが、連合軍はメビウスなどMAを搭載する能力しか無かったドレイク級やアガメムノン級にMS搭載能力を持たせるという、ザフトでもびっくりドッキリな近代化改修を行っている。
- 外観上の変化が無い事も、ナスカ級のみで部隊運用できる事のインパクトが薄くなった原因だろうか。
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED DESTINY