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F-7Jの編集履歴2024/01/01 21:41:42 版
編集者:k90_sokore207
編集内容:金子監督の裏設定を追記

F-7J

えふななじぇい

F-7Jとは、映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』に登場する日本の防衛空軍の架空戦闘機。……というより日の丸Su-33。

「角度の問題じゃない!」

概要

F-7Jとは、映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』に登場する日本の防衛空軍が装備している架空戦闘機。……というより航空自衛隊F-15J戦闘機の制空迷彩塗装で日の丸を付けたロシア製艦上戦闘機Su-33そのものである。

劇中では厚木基地所属の4機が登場。

レーザー誘導爆弾「ペイブウェイ」を搭載し、これをゴジラに投下して攻撃するが、全く歯が立たなかった。最終的にゴジラの放射熱線で4機とも撃墜され、数機の残骸が民家に突っ込んでいる。

冒頭のセリフは、角度を変えて再攻撃しろとの三雲防衛軍中将からの指示に対するパイロットの絶叫。

余談

神谷誠によると絵コンテの段階ではもう少し出番が多かったが全体のバランスを考慮して出番が削減されたという。

F-7Jとあるがこれは日本仕様を意味するのかサブタイプのJなのかは不明。

資料によってはベースとなった機体がSu-27でロシア製であると明記されている。

作中世界の日本では自衛隊の代わりに防衛軍が存在し、過去にゴジラが出現するなど異なる歴史を歩んでいるが、日本の空軍組織でロシア製戦闘機が装備されている明確な理由は不明。

金子修介監督によると本作における日米安保条約に相当する日米平和条約は日米安保条約の内容と異なっており、防衛軍の兵器の多くが東欧から輸入しているという設定になっているらしい。

史実の自衛隊でもロシアが日本にSu-27を売り込んだことがあるが、導入計画といえるほどのものではなかった。

搭載する爆弾はアメリカ製のレーザー誘導爆弾「ペイブウェイ」であり、ロシア製の戦闘機にアメリカ製の爆弾を載せた日本空軍の戦闘機というなかなか複雑な構図になっている。

ちなみに実際に東側の戦闘機が西側の装備を搭載した例も多数確認されている。

アニメ映画シリーズでの登場

アニメ映画の前日譚を描いた『怪獣黙示録』にも少しだけ登場する。

地球連合によるノルマンディーへの上陸作戦中、欧州奪還部隊を奇襲したビオランテへの反撃を試みるが、ビオランテの放つレーザーカッターの様な高圧噴流の酸により、巡航ミサイルなどと共に撃墜されている。

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