作品情報
原題 | M3AGN |
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監督 | ジェラード・ジョンストーン |
脚本 | アケラ・クーパー |
原案 |
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製作 |
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製作総指揮 |
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主題歌 | ベラ・ポーチ『Dolls』 |
撮影 | ラーキン・サイブル |
編集 | ポール・ロジャーズ |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
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製作会社 |
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配給 |
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公開 |
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上映時間 | 1時間42分(102分) |
年齢制限 |
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前作 / 次作 | --- / M3GAN 2.0(仮題) |
概要
M3GAN/ミーガン(中国語:窒友梅根 / ハングル:메간)とは、アメリカのSFホラー映画。
原題は「MΞGAN」または「M∃GAN」であり「3」か「E」に該当する文字をどちらでもないものに置き換えた表記になっている。
心に傷を負った少女の親友になるようプログラムされたAI人形「M3GAN(ミーガン)」の行き過ぎた愛情と狂気を描くSFサイコ・スリラー。
アメリカでは2023年1月6日に公開。日本では同年の6月9日に字幕版のみで公開された。
あらすじ
玩具メーカー「FUNKI(ファンキ)」の優れたエンジニアであるジェマは、両親を亡くし孤児となった姪のケイディを引き取る。だか、事故に遭ったショックで心を閉ざしたケイディを前に、仕事に追われるのも加わってどう接したらいいのか分からなかった。
そこで彼女は、兼ねてから開発を進めていたものの、一時頓挫していた子供にとって最高の友達であり、親にとって最大の協力者となるようプログラムした少女のようなAI搭載のお友達アンドロイド「Model 3 Generative Android――通称『M3GAN(ミーガン)』」を創り上げ、「あらゆる出来事からケイディを守るように」という指示をラーニングすると、モデリングサンプルとしてケイディに与える。
友達かつ家族代わりに振る舞うミーガンにケイディは喜び懐くが、その決断は想像を絶する事態を招く事になるーー。
主な登場人物
ジェマ
(演:アリソン・ウィリアムズ)
主人公。シアトルの玩具メーカー「FUNKI」に勤める技術開発部のエンジニア。
上司との意見相違から思うような仕事が出来ない上に、突如姉夫婦の訃報と姪のケイディを引き取る事になり戸惑う。
彼女が自宅にあるロボットやメカニックおもちゃのサンプルに興味を抱く姿を見て、自分也の慰めに考えたのと起死回生の一縷の望みをかけ、お友達AIアンドロイド「M3GAN(ミーガン)」を開発するが…
ケイディ
(演:ヴァイオレット・マッグロウ)
ジェマの姪。家族でスキー旅行に出掛けた最中の衝突事故により、目の前で両親を喪い心を壊してしまう。
彼女が開発した「M3GAN(ミーガン)」を友人かつ家族として慕う。
M3GAN(ミーガン)
(演:エイミー・ドナルド)
ジェマが開発したお友達AIアンドロイド。
正式名称は「Model 3 Generative ANdroid(モデル第3世代アンドロイド)」。略して「ミーガン」。
『ケイディをあらゆる危険から守ること』というプログラムに忠実に従うが……
関連動画
予告編
余談
日本では公式アンバサダーに就任したマルチタレントのあの氏がミーガンに扮して特別映像に出演していた。
コスプレ雑誌『COSPLAYMODE』2023年7月号でミーガンのコスプレをした凸守たかね氏のグラビアが掲載された。こちらを参照。
なお、本作は、ホラー映画ばっかり作ってる制作会社とホラー映画ばっかり作ってるスタッフが手掛けたので、美少女アンドロイドが出て来たのにホラーになってしまった話であって、本作を日米のフィクションにおけるAI観・ロボット観の違いの一例として提示する場合は注意が必要である。
早い話が製作関係者からして「死霊館シリーズのアナベル人形がヤバい事をしでかす理由を『心霊現象』から『科学技術』に置き換えた代物」と考えて概ね間違いない。
関連タグ
キラー・ホビー/オモチャが殺しにやって来る、チャイルドプレイ(リメイク版):同じく暴走したAI人形が登場するホラー映画。
アナベル_死霊館の人形:こちらも人形ホラーであるが、オカルト寄りとなっている。
テリファー終わらない惨劇:こちらも2023年6月公開のホラー映画。
ビースト覚醒:米国での公開日と本作の日本での公開日が同じ映画。
リトル・マーメイド(実写版):日本での公開日が同じ映画。
アイの歌声を聴かせて:日本のアニメ映画。本作同様AI人形が人を救おうと暴走する。