概要
ミーガンダンスとは、映画『M3GAN/ミーガン』の代表的なシーン。
物語が終盤に差し掛かるころ、M3GAN(ミーガン)がケイディ・ジェームスを守ろうとするあまり、人間を殺傷していた可能性に気付いた開発者のジェマは、FUNKI社で行われる発表会当日になってミーガンをパッキングして会社に持ち込み、同僚にミーガンの危険性を打ち明ける。
同僚のコールとテスは会社の研究室でミーガンを再検査。
ミーガンに執着するケイディをなんとか説得したジェマは、帰宅途中の車内でテスと通話。
「壊してもいいから外に出してはダメ」と伝えたが、通話相手はテスのスマホを遠隔操作していたミーガンであった。
異変に気付いたコールとテスは検査を中止してミーガンを器具から外そうとしたが、ミーガンは拘束に使われていたワイヤーを使って三味線屋の勇次の如くコールの首を吊るしあげ、テスがそれを助けようとしている隙に可燃物タンクに穴をあけて時間差で研究室を爆破。
鳴り響く警報機もハッキングで黙らせ、唐突に流れ出したSkatt Brosの『Walk the Night』をBGMに廊下を練り歩いていく。
一方、CEOのデヴィッドは発表会の時間が迫る中でミーガンが見つからないことに苛立ち、ジェマに電話をかけていた。
ジェマは車内電話でデヴィッドの文句を聞き流していたが、通話が終わった瞬間にデヴィッドはミーガンと遭遇。
廊下の真ん中で奇妙なダンスを躍りはじめたミーガンにあっけにとられていたが、ミーガンが印刷機の隣に置かれていたペーパーカッターを手にしたのを見ると慌てて逃げだした。
部下のカートがエレベーターから現れるが、助けを求めているデヴィッドを見るなり閉じるボタンを連打して見捨てようとする。
間一髪間に合わず、カートの目の前でデヴィッドは背中から刃物を貫かれて死亡した。
恐れおののくカートにミーガンは「あなたが殺した」と告げる。
人望のないカートは企業秘密であるミーガンのデータを盗んでおり、それがバレて上司を殺害後、罪の重さに耐えかねて自殺したという筋書きが成り立つ。
「あなたは自分を許せるかしら?」と問いかけるミーガンに「許せる」と即答したカートだったが、容赦なく首の頸動脈を裂かれて死亡した。