「古傷…みたいなもんだな。取り返しのつかない失敗ってのは、いつまでも疼くし消えない。だからもう、そいつ抱えて立ち上がるしかないんだ」
演:マイク眞木
人物像
巽兄弟(妹)達の父親であり、ゴーゴーファイブの司令官的ポジション。
漢字表記は「巽 世界」(フランス語ないしイタリア語で「モンド」は「世界」を意味する)。
物語開始の10年前から連絡無しに行方を眩ませており、突然帰ってきたかと思えば勝手に子どもたちの職場に退職届を出すなど無茶苦茶な行動をとっており、夫を追って行方不明になった妻(兄弟達の母)・律子のこともあり、子供達からは当初は不信感を持たれていた。
頭脳明晰であり、ゴーゴーファイブの装備やメカは殆ど彼が制作したものである。
また、レスキューにおいても適確に指示を出すことが多い。
後方で指示するだけでなく、必要とあらば自らの危険を顧みずに敵陣に生身で赴くなどの度胸もある。
頭脳明晰なのは幼少期からで、かつては神童と呼ばれていた。
私生活では面倒ごとは他人に押しつける悪癖があり、掃除の日や年末の大掃除の時は姿を眩ましていた。
その他、妻の誕生日をうっかり忘れており兄弟達から顰蹙を買ってしまったことも…
また、最終回後の『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』では、ゴーゴーブレスを持ち込んで3ヶ月間行方不明になっていたが、微弱なマイナスエネルギーを追ってピエールの居所を嗅ぎ付け(ピエールをバイクで轢きつつ)黒ライダーの姿で登場、子供たちと再会し調整を済ませたゴーゴーブレスを託した。(その際、ゴーゴーブレスを自身の身体の至る所に隠しており、マトイのゴーゴーブレスに関しては靴下の中にしまっていた。)そして、終盤でタイムレンジャーがピンチに陥った際に咄嗟の機転で、タイムロボαのタイムトンネル機能を使い(タックたちに無断で)1999年のベイエリア55からスペースゴーライナーを呼び出し現代に召喚させるという荒業を披露した。
好物は干瓢巻きであり、ショウ曰く外食は嫌いらしい。
余談
第41話登場のゲストキャラ・工藤雄二を演じた真木蔵人氏は、演者であるマイク眞木氏の息子である。
関連タグ
門藤操(おそらく同様のネーミング由来の後年の戦隊の追加戦士)
オーギ/知恵の樹モーク←巽モンド/アナライズロボ・ミント→タック