アーキバス・コーポレーション
あーきばすこーぽれーしょん
概要
惑星ルビコン3から湧出するエネルギー資源「コーラル」確保の為に進出を図る惑星外企業。
その目的上同じく惑星外企業であるベイラムグループや惑星を管理する惑星封鎖機構、ルビコン住民のルビコン解放戦線とも反目している。
力押しのベイラムや型に嵌った封鎖機構と比較すると、状況に即した臨機応変な立ち回りを得意としており、キツイ所は外注に押し付けて直轄戦力を温存し、美味しいとこだけ持っていくようなムーブが目立つ。
その性格上主人公たるC4-621にもキツい任務ばかり投げてくるが、見方を変えれば社会的影響の大きい重要任務を与えてくれるという事でもあり、時代遅れの傭兵に過ぎない621の名声が鰻登りに高まっていくのは半分ぐらいアーキバスのおかげである。
傘下に他企業を抱えアーキバス・グループを形成、独自のAC部隊であるヴェスパーも運用し直接的に軍事行動を取っている。
「再教育施設」や「ファクトリー」など名前からしてヤバそうな施設も運営している。
先進技術をふんだんに盛り込んだ未来的フォルムの機体が特徴。
素敵性能が高めな、旧作で言う所のムラクモ・ミレニアムやジオ・マトリクス、ミラージュやインテリオル・ユニオンの系譜。
アーキバス(火縄銃)の名とは裏腹にエネルギー兵器のリーディングカンパニーであり、レーザー兵器などは大半がこの会社の製品。
製造する機体はエネルギー負荷と値段は高めだが、軽量かつ高性能といった傾向。
エネルギー負荷が高めの機体でエネルギー兵器を扱う為か、ジェネレータの技術においてベイラムグループを大きくリードしている様であり、同社のジェネレータは総じて高性能。
フレームはグループ傘下の製品を含めて、軽量から重量まで幅広いパーツラインナップを展開している。
先進的テクノロジーの恩恵で性能は高いのだが、その分お値段も高い。
関連組織
アーキバスの系列企業で、名前からしてドイツ系と思われる。
開発パーツには空戦を得意とする物が多く、スタイリッシュかつ異形感溢れるデザインが特徴。
軽量で動き易い、軽量機フレームを製造している。
軽量機なので防御力が低いのは当然として、コアのEN関連の補正が低めでアーキバス本社製のEN兵器との相性も今ひとつという独特さがある。
過去作におけるオーメルとアスピナ機関を髣髴とさせる(四脚の前脚を腕兼翼、挙句腕無しにしようとしたのを阻止されて半ギレで三つ指マジックアームという適当な腕を出してきている辺りもそっくりである)。
詳細は明らかに成っていないものの、ACパーツの幾つかを製造している組織。
アーキバス社の一部門の様な名前だが、製品名がアーキバス社とは別名義に成っているので、恐らくアーキバス100%出資の子会社と思われる。
主に高出力レーザーや、EN射撃武器適正の高いジェネレーターを開発している。
これらの組み合わせは非常に強力であるが、ジェネレーターがEN射撃適正を重視して肝心の出力や補充性能に乏しい。
レーザー兵器そのものがエネルギーをだいぶ圧迫する為、威力を求めて両者を組み合わせようとすると、なかなか頭を使ったアセンブルを求められる。
先進開発の名に恥じぬピーキーなパーツ群と言える。
アーキバス社が擁する強化人間部隊。
序列によって番号が割り振られており、ウォルターは能力の指標として「ヴェスパー部隊の番号付き」という表現を用いている。
詳細については記事を参照。
主なAC・フレームパーツ(企業戦士)
VP-4○Sシリーズ
アーキバスの開発した中量型量産フレーム。
部位ごとに型番が決まっており頭部「44」、コア「40」、腕部「46」、脚部「42」となっている他、脚部のみ二脚という意味か末尾のSが2に置き換わっている。
パーツショップ解禁時から購入可能。
性能的にはEN防御が高い以外に突出した癖も無く、無難で安定したバランス型フレーム。
難点としては序盤の商品の中では高価であり、内装や武器も買い換えるとなると少々負担が厳しい点か。
とはいえストーリー中盤以降にEN兵器を使用する敵が増えることもあり、早期に買えれば長く使っていける優秀なパーツ群である。
VP-4○Dシリーズ
ヴェスパー部隊への採用を見越して開発された派生パーツ群。頭部「VP-44D」と腕部「VP-46D」の2種が存在し、コアと脚部は存在しない。
頭部は安定性能重視、腕部は軽量で近接武器適正などが優れている。
VP-424
アーキバスの開発した派生四脚パーツ。
ホバリングによる空中支援を実現すべく機動性を重視している。
VE-4○Aシリーズ
アーキバス先進開発局が開発した重量フレーム。
各部位の型番はVP-4○Sシリーズと同様の法則だが、こちらは脚部の末尾もそのまま「A」となる。
ミッション「アイスワーム撃破」をクリアすると購入可能になる。
重量やEN負荷が重いがAPや防御性能が高い、典型的な重量二脚といった性能。脚部の積載量や腕部積載量も高く、重武装にももってこい。
ちなみに脚部パーツはブーストを使わない通常移動も、歩きではなくホバー走行になる特殊仕様。
VE-44B
アーキバス先進開発局が設計した特殊頭部パーツ。
シリーズ伝統の「アンテナ頭」の系譜に位置するパーツであり、スキャン性能やシステム復元性能に特化している。
設計自体は先進開発局だが、その性能傾向についてはV.Ⅶスウィンバーンによる提言の影響が大きい(ただし本人は装備していない)。
VE-42B
アーキバス先進開発局の設計した特殊タンクパーツ。
その宇宙戦艦の様な見た目通り、空戦を想定して、滞空性能と直進性能が重視されており、AB速度はタンク脚随一、しかも特殊な挙動として、空中でブーストを吹かせていると、フワフワと滑空しながら緩やかに落ちる性質がある為、ジェネレータによっては着地前にブーストゲージが回復しきり、ABで高度を上げ、また滑空すると言った一切着地しない立ち回りすら可能となる。
ある独立傭兵により、設計情報がリークされた経緯を持つ。