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四脚型AC

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よんきゃくがたえーしー

四脚型ACとはゲーム『アーマード・コア』シリーズに登場するアセンブルの1つ。メイン画像はAC3のレイヴン・スキュラが駆る四脚型AC・デルタである。

概要

四脚タイプの脚部を採用したACの総称。

移動・旋回速度が速く安定性の高さから、シリーズによっては地上での移動時に限り、構え動作の必要な肩部武装を移動しながら撃てるが、垂直機動が鈍くEN消費量や負荷も高い。

何故か、各シリーズでの脚の挙動の差異が多い脚部パーツでもある。

基本構成

上記の通りシリーズ毎に挙動や特性が大きく異なるので、各シリーズに分けて解説する。

ACAC2

通常時の移動がホバー推進のおかげで速度こそ速いものの、ブーストダッシュが使用不可能なために瞬間的な機動力は劣る。一方で二脚や逆関節では発射時に構え動作により足を止めてしまうキャノン系武装を、接地中に限り構えずに移動しながら撃てる利点がある。

脚部パーツカテゴリーの中では消費ENの高さが目立つため、EN兵器の採用は避けたいところだが、初代PSシリーズでは下手な腕部用の銃火器よりも軽量なENキャノン『WC-01QL(=KARASAWAと同等の火力を持ちながら、重さは約4分の1かつ総弾数は60%増の80発を誇る)』があるため、余程「バランスブレイカーを使いたくない」等のこだわりがなければ、積載量の都合上この武器が真っ先に選択肢に入ってしまうのが悲しい。

尚、垂直上昇はレバー入れの状態でも行われる仕様から、ゼロ距離からのジャンプ斬りを狙いやすく、軽量パーツでまとめた剣豪型ACに組むプレイヤーもいる。

また、初代PSシリーズに限り、通常の移動時は僅かに機体全高が下がる仕様があり、相手ACが二脚型か逆関節かつ一定以上の距離が取れている等の条件が重なれば、相手が放った光波を無傷ですり抜ける奇跡を起こせるため、上記のジャンプ斬りの狙いやすさと突きモーションによるダメージの高さもあって、一部のプレイヤーからは「接近戦最強の脚部」と評価されていた。

AC3ACNX

ホバー推進から歩行移動に変更され、ブーストダッシュならびに小ジャンプ移動が可能となった。

ただし、接地中限定のキャノンの使用制限解除と歩行移動の変更は相性が悪く(=キャノンを使用するとブーストダッシュしか使えず的になる、ブーストによる垂直上昇や小ジャンプ移動を使用するとキャノンが使えず攻められないetc……)、アセンブルの難易度を上げてしまっている。

そのため、軽量級の場合はキャノンの使用を封じるなど、本末転倒なアセンブルに陥るケースも……

ACNXでは肩部武装のレールガンの登場により、ブースト移動と火力の両立が幾分か容易になったが、ほぼ全ての外装パーツの消費ENが激増したため、基本的なアセンブルすらままならない事態に陥った。

AC4ACfA

陸戦+空戦型。歩行移動などはACLR以前と同様だが、地上ブースト移動および空中移動時には脚部を畳んで機動性が増すギミックが追加された。

4系では全ての脚部でキャノン系武装を構えずに撃てるようになったが、非常に高い安定性によってキャノンを硬直せずに撃てる特性により、「四脚でキャノンを撃つ」メリットは無くなってはいない。

ACVACVD

陸戦+空戦型。このシリーズにおける四脚はEN兵器(TE型)に弱く、特にACVDで追加されたプラズマミサイルが大の天敵。

ブースト時の滞空性能が非常に高い特徴があり、長時間に渡ってトップアタックを仕掛けられる。

更に構え動作を要するキャノンの使用時には後ろ足からアンカーが展開され、安定した砲撃が可能に。前述の仕様とキャノン系武装使用時のズーム機能により、一部スナイパーキャノンでの遠距離精密砲撃は、同脚専売特許級の扱いを得ている。

ACVI

地上での移動は3系以後と同じく脚による歩行だが、ENを消費しながら空中で滞空できるホバリング機能が追加された。

構え動作が必要な武器は発射時に動きが止まってしまうが、ホバリング時に限りその制約はなくなる。

EN負荷が重くEN兵器との相性も良くないが、高い姿勢安定性能や防御力、ブーストキックの当てやすさ、(条件付きながらも)キャノン系武装の制約が緩和されるなどの長所も多い。

しかし、後のアップデートによりAPに加えて、ホバリング時のEN消費量などに下方修正が加えられてしまった。

また、アップデートで機動性重視の軽量四脚が追加されたものの、それを含めても総数は未だ3つだけとシリーズ通してもその種類は少ない。

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