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フロート型AC

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ふろーとまたはむきゃくがたえーしー

フロート型ACとはゲーム『アーマード・コア2』シリーズが初出の新カテゴリー『フロート型脚部』を採用したACの総称である。一部の攻略本では『無脚型AC』とも表記される。メイン画像はAC3及びAC3SLに登場したレイヴン・サイプレスが駆るフロート型AC・テン・コマンドメンツである。

概要

AC2』が初出となった新カテゴリーの『フロート型脚部』を採用したACの総称。

ホバー推進で移動する特性から、地上=面による機動力の高さに加え、水没によるエリアオーバーやダメージゾーンの無効化などと特異な性質を持つ(一定時間操作せずに待機モードに移行すると、即水没となるので注意)。

ただし、脚部に内蔵されたブースターしか扱えない(※エクステンションの『補助ブースター』は可)仕様上、垂直移動の性能が著しく低く、最終的な機動力の評価はタンク型AC以上重量二脚型AC以下』に留まる。

外装パーツとして見ても「機動力特化」と断言しても良い上、二脚型ACや逆関節型ACと同様にキャノン系武装を使用すると構え動作が発生する(しかも発射体勢を取ると地面に降着するため、ダメージゾーンの無効化がなくなる)仕様も加わり、良くも悪くも「ミッション運用専門の脚部」 とも評されている。

また、部位破壊システムを導入したACLRでは、脚部の位置の高さから被弾しやすく、更に被弾による損傷で著しく機動力が低下してしまうのも重なり、フロート脚部そのものが産廃認定されてしまった。

「『ダメージゾーンの無効化』を得た代わりに『接地時限定のキャノン兵器の制限解除を失った』AC2以前の四脚型AC と総評できる微妙な存在であり、全ての脚部がホバー推進が可能となったAC4では、大半の機能を四脚に取り込まれる形で統合、事実上カテゴリーとしてのフロート型は消滅した。

基本構成

基本は二脚型ACや逆関節型ACに準ずるが、積載量の乏しさから重武装が施せない都合上、対戦では武器腕による特攻などの極端なアセンブルを選択肢に加える必用もある。

また、本気で対戦に使用する場合、フロート独自のテクニックである『ブーストの断続使用』を覚えるのが大前提となる。

やり方は『レバー入れブースト開始→ある程度進んだらブースト使用を止める→ブーストの慣性が止まったら(おおよその目安は機体が水平姿勢に戻ったら)再びレバー入れブースト(以下繰り返し)』であり、これを習得すると被弾率は相応に下がる。

ただし、この操作をミスするとゆっくりとブースト上昇を開始、的と化してしまうのが難点で、上記の “機体が水平姿勢に戻ったら” も本当に目安に過ぎないため、反復練習で体に覚え込ませるしかないのが実状である。

また、ブレーキ性能を高めると切り返しが容易になるも、代わりに『ブーストの断続使用』がしづらくなる弊害もある。

どうしても扱えない人は無理をせず、ミッションでの運用に留めるのが良い。

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