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V.Ⅴホーキンス

ゔぇすぱーふぁいぶほーきんす

ゲーム『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』に登場するACパイロットの一人。なお、メイン画像は公式ではなく二次創作のイメージイラスト。
目次 [非表示]

「解放戦線の重鎮までおでましとは...ちょっと頑張ろうか」


概要編集

CV:飛田展男


ゲーム『アーマード・コアVI』に登場するACパイロットの一人。

アーキバス・コーポレーションのAC部隊「ヴェスパー」の第5隊長であり、組織の輜重部門責任者も務める。(輜重とは兵糧や武器弾薬などの軍需品であり、これらを補給する部門


人物像編集

脱コーラルを果たした第7世代の強化人間。声から察するに壮年の男性。

「STVの画稿(4)」で描かれた後ろ姿から、やや低身長で恰幅の良い体つきの人物と推察される。

恐らくヴェスパー部隊の中でも最年長の部類で、過酷な最前線に身を置きながらも年相応の落ち着きと篤実な人柄を備えた人格者。

非常に温和で人当たりの良い性格をしており、戦闘中に部下を慮る余裕も見せる。


しかし唯の”良い人”に留まらず、不自然な状況を前に、敵の罠を看破する鋭い洞察力を見せるなど、伊達に大企業の戦闘部隊長の一角を担っている訳では無い強かさも持ち合わせている。


彼の受けた第7世代の強化人間手術は初めて脱コーラルを果たした革新的な技術であったが、反面、新たな試みであったため前例が無く成否が見えないものでもある。

そのため、同僚であり同世代の手術を受けたV.Ⅶスウィンバーンは懐疑心から性格に影響を及ぼしている。

ホーキンスは精神力の強さからかそういった影響は受けなかったようであるが、その陰で、コーラル世代の手術や脱コーラルに至るまでの、過程で命を落としてきた同僚や部下に比べれば自分はまだマシであると考えることで自分を納得させているらしい。


エンブレムは「組み換え人形のように予備のパーツが全身分揃えられた人体」。


アリーナランクはDランク-20。

ヴェスパー内では下から3番目であり、実はミッションで同行するペイターの方が評価が上。(ペイターはCランク-16)


ストーリーでの活躍編集

  • 「ヴェスパー部隊伏撃」

チャプター4-4。ルビコン解放戦線からの依頼で、帥叔ミドル・フラットウェルと共にV.ⅤホーキンスとV.Ⅷペイターを強襲することになる。

アリーナ以外で彼が登場する機会はこのミッションしかなく、他の場面では直接対峙はおろか通信にすら現れない為なかなか貴重な出番である。


V.Ⅱスネイルを騙り二人を人気のない所へ呼び出しているのだが、すぐに仕掛けずに様子を見ているとホーキンスの口から彼に対する陰口じみた嫌味を聞くことができる。


「スネイルにはよくある事だよペイター君。人を呼びつけるのが好きなんだろうね」

「偉そうに遅れてくるのもいつものことだよ。待とうか、ペイター君」

 (※いきなり現地へ呼び出され、かつ当の本人がなかなか現れない事に対して)


作中でも屈指の人格者と評判のホーキンスからすらこの言われようなあたり、スネイルが如何に嫌われているかがうかがえる。

(当のスネイルからすれば与り知らぬ所で評判が落ちているのはとばっちりであるが、わざわざ辺鄙な所に呼び出されるという状況に違和感を抱かれなかったのも彼の普段の行いによるものなので、そこを逆手に取られたのが今ミッションにおける彼らの敗因の一つであるともいえる。)


このまま潜伏を続けていると、会話を続けようとするペイターを制止して潜伏しているプレイヤー達を看破するという手練れた一面を覗かせる。

また、ホーキンスに気付かれる前に仕掛けて戦闘に入った場合も、一瞬で状況と敵戦力を把握するなど頭の回転も速い。

2対2とはいえ、活躍目覚ましい独立傭兵と敵対組織の重鎮の二人を相手に「ちょっと頑張ろうか」と大らかに構え、僚機のペイターが先に落とされ2対1の戦況を強いられても慌てることなく活路を見出そうとするなど精神的にも強い。


プレイヤーがフラットウェル共々敗れると「いい出来だったよ」とペイターを褒め、ペイターを撃破したうえでホーキンスに敗れると「代わってあげられれば良かったが...」と手酷く敗れた彼を案じるなど、部下に対しての接し方も優しい。


激闘の末に撃破された暁には


「いいね...君...ヴェスパーに...来ないかい...?」


と621の強さを前にヴェスパー部隊に勧誘しながら散るという、皮肉や羨望、あるいはユーモアの入り混じった台詞を残して最期を迎える(なお、ペイターより先にホーキンスを倒すと…?)。


...と、言葉の端々から伝わる彼の人柄の良さと強さは枚挙に暇がなく、異様にキャラが立っておりプレイヤーからの人気も高い。

声が人型機動兵器パイロットの大先輩演説で有名な少佐など近しい属性のキャラクターを彷彿とさせるのもその一助であろう。


乗機「リコンフィグ」(RECONFIG)編集

企業戦士らしく、全身がアーキバスないし傘下企業のパーツで構成されている重四脚AC

武器類はレーザー・プラズマを両方揃えたEN系特化。

左腕にはレーザーブレードを持っているため、中~近距離で仕掛けてくる傾向にある。

四脚特有のタフさはあるが、総合的な姿勢制御があまり強くないためスタッガーは取りやすい。


名前の意味は「再配置」や「再構成」といった意味。

エンブレムに描かれている人体のように、強化人間である自分の身体は機体のようにいくらでも挿げ替えが利くという皮肉や諦念のような意味合いでつけられたのかもしれない。


アセンブル編集

VP-44Sアーキバス製中量頭。これと言って突出した性能は持たないが、短所らしい短所もないバランス型。
コアVE-40Aアーキバス先進開発局製重量コア。特に耐ENに優れた防御力と、高いジェネレータ出力補正が特徴。
VP-46Sアーキバス製中量腕。突出した耐EN防御を誇る。
VP-424アーキバス製四脚。耐EN・耐爆性能、速度に優れる。
ブースターBURZEL/21Dシュナイダー製。アサルトブースト性能に特化した長距離巡行型。
FCSVE-21Aアーキバス先進開発局製。遠距離アシスト性能に特化した長距離戦向けFCS。
ジェネレータVP-20Dアーキバス製。最高レベルのEN出力を持つ重量型ジェネレータ。
コア拡張パルスアーマー機体追従型のパルス防壁を展開、耐久限界か時間限界まで防御力を飛躍的に高める。

右腕武器Vvc-760PRVCPL製のプラズマライフル。高威力の範囲攻撃を取り回しよく発射可能な逸品。
左腕武器Vvc-770LBVCPL製のレーザーブレード。横方向のリーチが非常に長く、チャージ攻撃では周囲を一掃する範囲攻撃が可能。
右肩武器VP-60LCSアーキバス製のレーザーキャノン。装備負荷の軽さと弾速や連射性能に基づく当てやすさがウリ。
左肩武器Vvc-706PMVCPL製の6連プラズマミサイル。もともと優れている攻撃範囲や命中率を発射弾数を増やしてさらに高めたプラズマミサイル。

関連タグ編集

ACVI アーキバス・コーポレーション ヴェスパー(ACVI)

アーマード・コア(ロボット)

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