概要
3シリーズ、Nシリーズの時代におけるAC産業の最大手企業。
この企業が手掛ける製品は、流線的なデザインが特徴で性能・価格ともに先進性の追求と高級志向が前面に出されている。
クレスト・インダストリアルとは因縁の相手で、対立が絶えない。
この関係は、2シリーズにおけるジオ・マトリクスとエムロードの関係に近い。
ミラージュは傲慢で知られており、依頼する際も尊大な態度を取ることも辞さない。
(これには、最大勢力だからという理由もある)
管理者を否定し、新たな秩序を作ることを目論み、その破壊を進めようとするユニオンに対して支援を行っている。
これが原因でクレストと激しく対立、以降クレストとは事あるごとに衝突する事となる。
キサラギに関しては、グラン採掘所で発見された新鉱脈の採掘権を強奪したため、同採掘所を巡って武力衝突が発生したりするなどクレスト程ではないが、度々争っている。
(一方のキサラギはミラージュが建造したモノレール爆破をレイヴンに依頼するという凶行に及んでいる)
管理者を否定してはいるが、その実態は管理者の制御(支配)する事だった。
物語終盤で、ミラージュは主人公に騙し依頼を実行、抹殺を謀るが失敗。
以降、開き直りともいえるメールを送りつけてきた。
結果、ユニオンに「クレストとミラージュは、ここに至ってもいまだ、管理者の存続に執着している。」とボロクソ言われた挙句、主人公に施設に侵入され管理者の中枢に関するデータを奪われるという踏んだり蹴ったりな展開に見舞われた。
サイレントラインでは、レイヤードの復興を目指すクレストとは対照的に、地上の再開発を重視。
サイレントラインの調査も積極的に行っている。
一方のキサラギはというと、壊滅状態になっていた所をミラージュが支援する事で何とか事なきを得た。
また、無人機開発を積極的に行っておりクレスト、キサラギ両方に差し向けたりと決して良好とは言い難い。
クレストとキサラギがナービスと提携する中、ミラージュだけが真正面から敵対している。
この時代はナービスとの紛争が主軸に描かれており、クレストとキサラギと正面からやり合う事が少ない。
ナービス紛争はミラージュが有利になるが、ナービスがクレストに裏切られ、今度はクレストとの戦闘へと突入し、キサラギも独自に介入するなど戦乱状態と化していく。
キサラギが所有する湖上施設破壊では主人公に破壊を依頼しながらミサイル攻撃で設備もろとも破壊しようとするなど明確な裏切り行為を行ったせいでレイヴンズアークから報復攻撃を受けるという珍しい展開となる。
その結果、主力部隊が壊滅。
採掘所こそ手にしたが余りにも巨大な損害を受けたためか、部隊派遣に二の足を踏むことになる。
更に、その追い打ちを掛けるようにキサラギがあれを目覚めさせてしまい、大損害を受けた。
エクストラガレージによると、特攻兵器襲来直前のミラージュのAC市場におけるシェアは31%。
ACFFでもミラージュは参戦しており、その名も“ミラージュ・ワークス・フォーミュラ・アート(ミラージュ・ワークス)”。
PSP版とPS2版とで、機体構成が異なる。