概要
スペースノイドへの圧政を止めない地球連邦政府に反抗し、地球保全を目的に活動する反地球連邦組織。
元々はズィー・ジオン・オーガニゼーション(ズィー・機関)と呼ばれる組織名だった(ラジオドラマ版では当初からメタトロンを名乗っている)。この組織はジオンという名称が入っているが、決してジオン残党軍と関わりはなく、その組織の中枢で働く人間はかつてのシャア・アズナブルの絶対理想に共感している人々の集団である。だが内部にはジオン信奉者や連邦軍からの脱走者、それ以外の組織の信奉者も存在してたりと一枚岩とは言えない模様。
劇中では地球連邦の武装警察組織であるマハと交戦していくことになった。
またスペースノイド独立運動の英雄であったシャア・アズナブルを復活させる為の「シャア・コンティニュー・オペレーション」を発動し、その計画でシャアのクローンとしてアフランシ・シャアを生み出した。
戦力としてガイア・ギアを始めとするマンマシーンやマザー・メタトロンと言った戦艦を多く保有しており、宇宙基地も保有している。宇宙基地はそれぞれ「三十一の一乗」「三十一の二乗」「三十一の三乗」と言う変わったコードネームを持つ。
ヨーロッパの支部としてユーロ・メタトロンが存在しており、諜報活動や補給を行う。
だがアフランシが参加した0203年の時点では上層部は保守的になっていて、構成員の多くも給料をもらうために働いているなどと硬直・腐敗した体制になっていたが、後にリーダーとなったアフランシの影響で一部構成員も変革し始め、アフランシによってメタトロンと組織名を変えた。
しかし次第にアフランシが先導者としての行動をしなくなっていく事を不服に思った上層部は後に反乱を起こしたマハを疎んじた連邦の中央閣僚会議からアフランシをどうにかすれば連邦軍に受け入れると言う要求を示され、反連邦運動に疲れ切っていた彼らはその条件を呑んで敵であるはずの連邦軍への身売りを決意してしまう。
そしてマハ殲滅を行う中で暗殺者ブノア・ロジャックをアフランシの元に送り込むが、ブノアは戦闘中で戦死し、アフランシはビジャン・マハを壊滅させて行方を眩ませてしまった。
戦いの後の顛末は不明だがマハを壊滅させた事で連邦軍に吸収された事は確実であろう。
構成メンバー
- アフランシ・シャア
- マドラス・カリア
- クリシュナ・パンデント
- アザリア・パリッシュ
- ブノア・ロジャック
保有兵器
関連タグ
ケネス・スレッグ:メタトロンの前身であるズィー・ジオンの結成に関わっているらしい。