概要
『祇園花』とは、日本物産から1989年~1999年に稼働および発売された花札ゲームシリーズ。
1989年にアーケードゲームとして稼働され、その後様々な家庭用ゲームで発売された。
アーケード、スーパーファミコン版、1995年のプレイステーション版と三作品とも同名タイトルだが内容は別物となっている。詳細は各シリーズタイトルを参照。
祇園花(AC)
実写の女性をドット絵化したような絵柄となっており、勝負に勝利すると脱衣したスチルが表示される。スチルの中にはほぼ裸体に近いものもあるため注意。
祇園花(SFC)
アーケードのお色気要素を取り除いたファミリー向けのパーティゲームとして登場。登場人物も芸能人のパロディキャラクターをデフォルメしたような姿となった。
花札ゲームの他にもすごろくで遊べるモードや花札に関するクイズなどがある。
祇園花(PS)
- 機種:プレイステーション
- 発売日:1995年12月15日
- 遊べるゲーム:こいこい、おいちょかぶ
前作よりアニメタッチが強く90年代当時に流行した絵柄となった。
大会、フリー対戦、授業の三モードがあり、「大会」はこいこいでキャラクターと対戦していくストーリーモード、「フリー対戦」はこいこいかおいちょかぶを自由に遊べるモード。「授業」は花札の基礎的な知識、各遊びのルールが学べるチュートリアルモードで最後に花札に関するのクイズが出題される。
祇園花2 〜金沢文子編〜
- 機種:プレイステーション
- 発売日:1999年2月4日
- 遊べるゲーム:こいこい、おいちょかぶ
今作ではグラフィックが実写と3Dのキャラクターとなった。
当時、グラビア誌で活躍していた金沢文子氏がヒロインとして抜擢され作中では彼女の実写映像などが出てくる。
前作と同じくストーリーモード、フリー対戦モード、ルール説明モードがあり、ストーリーモードは館に幽閉された文子氏を助けるシナリオになっている。