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ブッホ・コンツェルンの編集履歴

2024-01-30 19:50:36 バージョン

ブッホ・コンツェルン

ぶっほこんつぇるん

ブッホ・コンツェルンは、「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する架空の企業複合体である。

概要

シャルンホルスト・ブッホによって開業されたジャンク屋「ブッホ・ジャンク社」を母体とする複合企業集団。

シャルンホルストは、ブッホ・ジャンク社を一代で企業複合体にまで育て上げたが、これは一年戦争を始めとする様々な戦乱によって大量のスペース・デブリが発生した事と、シャルンホルストが並外れた経営手腕を持っていた事に由来する。

企業経営を通して民主主義の限界を感じたシャルンホルストは、能力的に優れた者を中心とした社会体系を理想像とするようになる。この第一歩として、中世において名家であった『ロナ』の家名を買収し、以降は『ロナ家』を名乗っている。


そして、シャルンホルストの息子マイツァー・ロナによって本格的な軍事編成が行われるようになり、軍事組織としての「クロスボーン・バンガード」が組織され、その一方で人心を掌握する為のコスモ・クルス教団が興されるに至る。


なお、宇宙世紀0090年代には既に大企業に発展しており、自社専用の小型コロニーを所有しているばかりでなく、マイッツァーの長男であるハウゼリー・ロナ(青年時代)は、アナハイム・エレクトロニクス副社長令嬢との交際が話題に挙がるほどであった

このような関係もあってか、ラプラス事変においてユニコーンガンダムのパイロットとなるバナージ・リンクスは、サイド4にあるアナハイム所持のスペースコロニー「インダストリアル7」で生活しながらも、ブッホ・ジャンク社のアルバイトを行っている。


コスモ・バビロニア戦争後も企業体そのものは存続している模様ではあるが、その規模については不明。

傘下企業

  • ブッホ・ジャンク社

母体となったデブリの回収業者。インダストリアル7にも支社が存在している。

  • ブッホ・エアロダイナミクス

航空機と航宙機の開発・製造メーカー。バージムの開発に関与していた。作業用として作ったデッサ・タイプを基にしてデナン・ゾンを始めとするクロスボーンのMS、更には戦艦を製造した。

  • ブッホ・エアロマシン

小説版に登場。ザビーネはこの会社のテストパイロットを務めていたと言う。

  • 職業訓練学校

私設コロニー内にある学校。コロニー公社で必要なプチMSの操縦技術から、裁縫・料理学校まで擁していると言う大掛かりな学校。

クロスボーン・バンガードの人材を育成する士官学校でもあり、貴族主義も教えていた。また地下の飲食店では決起集会も行われていた。


ブッホの関連企業はこれらの他にもマスコミや調査会社などがある。


バーナムの森

宇宙世紀0090年代に、軍需産業への市場拡大を目的として、シャルンホスト・ロナが設立した私兵部隊。

ブッホ社による本格的なモビルスーツ開発を行う為のノウハウを構築する為の技術や機体、戦闘データの収拾(産業スパイ)を目的とした非合法部隊。

同時代に多数が生産され、小破~中破によって放置されていたジェガンやバージム、艦艇などを収集し、独自に改修して運用している。武装やセンサーの構成は後のデナンシリーズにつながっている。


また、ガンダムAN-01バイアラン・イゾルデといった、総生産数の少ない特殊な機体も、特殊なルートで調達する組織力をも有している。


宇宙世紀0110年代にも存在しており、0115年にはその指揮権はカロッゾ・ロナに委ねられている。


ユーリー・ミノフスキー計画

宇宙世紀0099年にロナ家と木星船団コロニー公社の出資で行われたとされる計画。

「人類全体がニュータイプにならないのならばニュータイプを生み出せばいい」と言う思想のもと、特異な能力をもつ女性たちに天才たちのDNAを注入し、受精卵に遺伝子操作を行う事でニュータイプを人工的に生み出すと言う内容。この計画で生み出された人口ニュータイプは人類初の宇宙飛行士の名前を冠して「ユーリィ」と名付けられる。しかし、後に研究所がテロリストの襲撃に遭い、被検体は殺され、開発データも失われて計画は中断される。

だがこの計画で生まれたニュータイプは僅かに生きていた


関連項目

機動戦士ガンダムF91  クロスボーン・バンガード

機動戦士クロスボーン・ガンダム/鋼鉄の7人/ゴースト

機動戦士ガンダムTwilightAXIS

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