ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

バージム

17

ばーじむ

バージムは、漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』や『機動戦士ガンダムF90FF』に登場するモビルスーツ(MS)。

…しかし、こんな骨董品と改造機しかないとはなぁ

機体データ

型式番号MSA-008 / RGM-87
所属地球連邦軍エゥーゴカラバ
開発ブッホ・エアロダイナミクス、ナムスド研
生産形態量産機
全高19.4m
全備重量58.9t
固定武装バルカン・ポッド、ビーム・サーベル
携行武装ビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、シールド、ミサイル・ランチャー(シールド内蔵)、他

※諸元はC2型のもの。

概要

型式番号MSA-008 / RGM-87

漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』に登場。

エゥーゴカラバ仕様のバーザムであり、後に地球連邦軍にも正式採用された。

MSA-008はエゥーゴとカラバ、RGM-87は連邦軍における型式番号である。

バーザムがティターンズを含む当時の連邦軍が大量生産可能なモビルスーツ(MS)の中では最上位クラスの性能を有していたこともあり、ネオ・ジオンの戦力へ対抗可能な機体として生産と部隊配備が進められた。

改設計はブッホ・エアロダイナミクスサイド2のナムスド研が担当している。

第一次ネオ・ジオン抗争に投入された後も、宇宙世紀0091年にはいわゆる「カラード事件」の際にサイド2駐留軍の機体が実戦に参加している。

バックパックが変更された他、「ティターンズ色」を薄れさせるべく頭部アンテナの換装やゴーグルセンサーの搭載が行われ、見た目の印象はバーザムから大きく変わっている。

ゴーグルセンサーへの仕様変更は、後年のアンクシャバイアラン・カスタムなど、バージム以外のティターンズ系MSの後継機や改修機にも施されている。

ただし、モノアイが排除されたわけではなく、内部構造が可動式のモノアイからジェガン系統のモノアイと同様のバイザータイプ複合ツインアイへと変更されている事が確認されている。

武装は、カラード事件の時点ではビーム・サーベルに加えてジムⅡあるいはジムⅢのものと同型のビーム・ライフルを装備している。

なお、バーザムでは解釈の分かれる股関周りのディテールは、バージムの場合は開口部と解釈する形で統一されている。

サブタイプとして、バーザムの頭部を小改造したのみのA型(従来のバージム)と、ジムⅢとパーツを共用化したB型があるほか、第二次ネオ・ジオン抗争中には、運用が簡便な後方向けの量産機として再設計機のC型が登場した。

C型の開発にはナムスド研に加えてサナリィが参加し、TR計画由来の要素も取り入れられたという。

なお、C型に至るまでの段階でジェガンとのパーツの互換性も獲得している。

元は、カラード事件について描かれる『ダブルフェイク』が初出の機体で、小説・アニメ『機動戦士ガンダムUC』に登場したアンクシャやバイアラン・カスタムといった「モノアイ系からゴーグル系に発展したMS」の先駆者とも言える存在であった。

だが、初出作品でも数コマにしか登場しなかったのが災いしてか、『ダブルフェイク』と連動した雑誌企画『MS90'S』以来、長らく僅かな設定しか存在しないという不遇な状態が続いており、「余剰になったバーザムを改造した」という非公式設定がまことしやかに語られることもあった。

しかし、21世紀に入っても、Web企画『A.O.Z Re-Boot』のVol.78にて、バーザムの系譜についての説明の中でバージムに関する設定が追加されるなど、決して忘れ去られた機体とはなっておらず、ガンダムエース掲載の雑誌企画『月刊モビルマシーン』のVol.02にて、後述するC2型のデザインとともに、バーザムがバージムに改修された経緯や派生型などの詳細な設定が定められ、再び日の目を浴びるこてになった。

バリエーション

バージム(C2型)

形式番号RGM-87C2

漫画『機動戦士ガンダムF90FF』に登場。

オールズモビル戦役期に登場したバージムの発展型。C型をベースに、ジェガンJ型とパーツを共用化する近代化改修が施されている。

外見上の特徴としては、『A.O.Z Re-Boot』版バーザムをベースに、頭部がアンテナの無いバージムもしくはジェガン系のものになっていることが挙げられる。

C型と同様にコロニー駐留軍などの2線級部隊に配備されており、新生ファステスト・フォーミュラ隊の隊長ギデオン・ブロンダン大尉がNSPと交戦するディル・ライダー准尉の援護に駆けつける際に、サイド2アメリア・コロニー駐留軍のものを借りる形で搭乗している。

この際の装備はジェガンのビーム・ライフルとハイパー・バズーカ。

一方、サイド1の107バンチ「バーラト」ではエゥーゴのOBがバージムに搭乗して暴動を起こしており、この際にはガンダムTR-1[ヘイズル]が用いたXBR-M84aビーム・ライフルにロング・ヒート・ブレードを取り付けて装備していた。

劇中では「骨董品」と呼ばれているが、後方はどこも似たようなものらしく整備されているだけましとのこと。

なお、初登場話の雑誌掲載時には「RGM-89C」とジェガンのC型にあたる形式番号が割り振られていたが、『F90FF』の単行本において現在の型式番号に振り直されている。

バージム・マハウス

形式番号RGM-87CR

漫画『機動戦士ガンダムF90FF』に登場。

ブッホ・コンツェルンの私兵部隊「バーナムの森」で運用されるカスタム機。

C2型をベースとして、ジェガン(バーナム所属機)と同様のビーム・ランスや頭部へ外付けされた強化センサーアイなど、既存のバージムとは印象の異なる装備を有している。

これらの改修により、ジェガンA型と同等まで性能が引き上げられたとされる。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

バージム
17
編集履歴
バージム
17
編集履歴