ナガノ
ながの
概要
主にTwitter上で、食レポや日記のほか、オリジナルのストーリー漫画を発表している。また、LINEスタンプクリエイターとしても活躍している。
シャープペンシルや色鉛筆、マーカーなどによる、アナログタッチを生かした柔らかいシンプルな絵柄が特徴。
かわいらしいキャラクターを描くことを得意とするが、代表作の「もぐらコロッケ」、「ちいかわ」などはシュールでどこか狂気的な雰囲気を感じさせる世界観を展開しており、不条理なストーリーとキャラクターとのギャップが魅力の一つでもある。
坂崎千春(Suicaのペンギンなどで知られる)からの影響が大きいと語っている。ほかに、けらえいこやたかぎなおこ、福満しげゆきの名前を挙げている。また、『魔法陣グルグル』、『赤ずきんチャチャ』、吉田戦車の作品からも影響を受けたという。
KAI-YOUのインタビューでは「淡々とした雰囲気の中にドキドキ感がある童話や絵本」が自身のルーツになっているのではないか、と振り返っており、好きな作品として『おおかみと7匹の子やぎ』やピーターラビットの『ひげのサムエルのおはなし』を挙げている。どちらも、捕まって食べられそうになった動物が逃げ出す話であり、『ちいかわ』などでその影響が見て取れる。
また、同インタビューでは「あまり深い意味はないのですが、カマキリのメスがオスを食べてしまう、みたいな生き物ならではの容赦のなさが好きなところがあるので、そういった生き物らしさを描きたい気持ちがあるのかも知れません。」とも語っている。
猫を飼育しており、時折日記漫画やInstagramなどに登場する。三匹おり、そのうち二匹は「ねこくま、めしくま」内では見た目から「茶白(茶色と白の毛が特徴の雑種)」と「アメカ(アメリカンカール種)」と呼ばれている。もう一匹はラガマフィン種で、書籍の刊行後に迎え入れた。
関東在住だが、一年ほど宮古島に住んでいた時期があり、「茶白」はこの時に譲り受けたことを明かしている。
作品やキャラクターのライセンス管理はジグノシステムジャパンが行っていたが、2024年現在はスパイラルキュートに移管している。