経歴
高校生時代より漫画を描き始め、『週刊少年ジャンプ』へ投稿するも、何の音沙汰もなく、漫画家になる自信をなくしてしまう。しかし、蛭子能収の漫画を読み、感銘を受けて『月刊漫画ガロ』の「4コマガロ」の常連投稿家となる。
その後、『ガロ』に持ち込みをして、1997年2月号の「娘味」(福満茂之名義)が入選作となり、プロデビューを果たす。その後『アックス』で連載した「僕の小規模な失敗」が『モーニング』の編集者の目に留まり、2006年秋からは「僕の小規模な生活」が同誌で不定期掲載を開始。
ここを境に、メジャー誌からも仕事の依頼が頻繁に来るようになり、主な執筆の場はマイナー誌からメジャー誌へと移行する。2007年春には『漫画アクション』において、自身の妻を題材にした“自称”4コマ漫画「うちの妻ってどうでしょう?」の連載を開始。
作風
日本一卑屈でネガティブなエッセイ漫画家として定評があり、「もっもっ」など独特な擬音も書く。
「うちの妻」で登場する福満の妻は九州方言で喋っている為九州出身だと推測されるが、食べているものが何故か長崎県のものがチラホラあったりするなど長崎県出身じゃないのかと読者からも推測されている。ちなみにこの福満の妻はフィギュア化を果たしており、漫画家の奥さんがフィギュア化されたのはおそらく初。
pixivにおいて
福満の独特の作風から、様々なパロディイラストが投稿されている。
代表作
- 僕の小規模な生活
- 僕の小規模な失敗
- うちの妻ってどうでしょう?
- 就職難!!ゾンビ取りガール
- 中2男子と第6感
- 終わった漫画家
- 生活
- 妻と僕の小規模な育児
- 妻観察日記
- 妻に恋する66の方法
- ひとくい家族