概要
高校卒業後、地元で会社員として働いていたがつげ義春の『ねじ式』を読んで感銘を受けたことから漫画家をめざし、1989年に『月刊漫画ガロ』300号で望月勝広名義でデビュー。
描き込みの凄いノスタルジックな背景のなかで、登場キャラクターの脈絡がない行動や会話が繰り広げるシュールな作品を発表。
表紙などで描かれる美しいカラーイラストの評価も高い。
一般にはマイナーで寡作なため単行本の多くは絶版になっているが、タコシェなどでグッズや作品集などが限定販売されている。
特撮や怪獣をモチーフにした作品やキャラクターも多く、氏がデザインしたレトロな怪獣・怪人のソフビが「ビリケン商会」より発売され、たくさんの怪獣カードも描かれている。
さらに怪獣をモチーフにした作品展も開催されている。
また静岡の劇団の舞台美術を担当したり、バンド「漏電銀座」としても活動している。
妻は漫画家のみぎわパン。
作品
単行本
- 象魚
- MaMaFuFu(马马虎虎)
- ケキャール社顛末記
- 夢之香港旅行 ※500部限定
- ネコカッパ ※メイン画像
- 赤タイツ男
- はたらくカッパ
- 空の巻き貝
- ノドの迷路
- 呪いの都市伝説モンスター ※アンソロジー マッドガッサーを担当
画集
- 逆柱いみり『臍の緒街道』
- 蜃樓紀 ※1000部限定
イラスト
ソフビ
脳内リゾート怪獣計画
- 木乃伊怪獣ファラオス
- 密漁ロボットブルガン
- 癇癪宇宙人クリテン星人
- ロボット怪獣リルゼ
- オコゼ怪獣キングゴゼラ ※自身の幼少期保育園に来園した謎の怪獣
- 宇宙エイボスタング