概要
ナガノ氏のX(Twitter)に不定期連載される形で漫画化投稿され、現在単行本が2冊発売されている。
一番最初の投稿はこれ。
ナガノ氏によると、「適当に描いた落書きに色を塗ったら、コロッケっぽくなったのをキッカケに誕生したキャラクター」とのこと。
世界観
身体がコロッケで出来ている謎の生物で、基本的には喋れず「キー」という鳴き声で会話している。ただし、『もぐらコロッケのうた』と呼ばれる代々受け継がれている大切な歌は、日本語の歌詞で歌われている。
モグラのように、地面に掘った穴(洞窟)で生活をしており、この中に集団(群れ)を作っている。
ある程度文明が発達しているらしく、火や武器を扱う個体がいる他、ダメージを負った個体を「揚げ直す」ことにより治療するなどの行動がみられる。
ねずみが天敵で、食べられてしまう個体がいる。また、水に弱い。このあたりは普通のコロッケと同じ。
ただし、生命力が強いらしく、身体を半分に切断されても生きていた個体がいた。欠損部分は、前述の通り揚げ直すことで修復(治療)可能だが、完全に元の姿に戻すことは難しい模様。
性別が曖昧なちいかわ族と違い、性別がハッキリしているが、オスしかいない。
現段階でメスのもぐらコロッケは存在しない。
その為、繁殖方法等は一切不明。
漫画には、ナガノ氏のキャラクター『自分ツッコミくま』や『パグ』、『ユニコーンとバイコーン』などのキャラクターも登場する。繋がりは不明だが、くまに関しては「もぐらコロッケのくま」とのことで、パラレルワールドの可能性も暗喩されている。
なお、ちいかわシリーズのキャラクターは登場せず、ナガノ展などのイベントの記念グッズで共演するのみ。
自分ツッコミくま、パグと一緒に書かれることが多く、ナガノ氏の代表作のひとつとなっている。
キャラクター一覧
もぐらコロッケ
長老
長老。
ともぐい
屋台で食べたコロッケの味が忘れられず、共食いに目覚めた。目がヤバい。
ロック
寝ていたところをともぐいに噛られ頭が欠けた。欠けた部分を修復した結果、モヒカン頭になった。
槍持ち
槍を持った勇敢な個体。ただしひょんなことから病んだことがある。
チップ
宇宙人にチップを埋め込まれた。
ラッパー
雨で塗れたので二度揚げされた。一回り大きくなり、焦げたような色に変化。ラップに目覚めた。
たこつき
家出をし、ユニコーンとバイコーンに連れ去られた。タコの被り物をつけており、被ると火を吹き暴走する。
いぬずき
大型犬と仲良し。
おしゃれ
醤油さしを拾ってからおしゃれに目覚める。服を着ている。
さかな
海に憧れを抱いていたところ、ユニコーンとバイコーンに下半身を鯵とすげ替えられ、泳げるようになる。しかし、陸に戻りたくなったので、鯵を揚げ下半身がアジフライに。
おりがみ
折り紙が好き。
サンタ
たこつきを助けに行き、少し心が強くなった。
その他キャラ
くま(右)、パグ(左)
自分ツッコミくまシリーズのメインキャラクター。天真爛漫なくまと、優しいパグ。くまは、ナガノ氏のアバターキャラでもあるが、ここでのくまは「もぐコロのくま」らしい。
ナグリビト
ブンブンブン殴りと言いながら襲ってくる。ちいかわにも登場。
黄色い身体で、お弁当をぶん回すマワシビトも自分ツッコミくまシリーズに登場している。
レーザー男爵
レーザービームを杖から出し襲ってくる危険な存在。ちいかわシリーズでもトレーディングカードのキャラクターとして登場している。
ピエロ
もぐらコロッケを食べようとした。「米の上に乗せられ怯えるもぐコロにピースをさせ、その様子を撮影してから食べる。」というサイコパスのようなことをした。
ユニコーン(右)、バイコーン(左)
底抜けに明るいが、無邪気な悪意を持ち、自分達が楽しければそれでよいという考えの双子。覚えた言葉を使って話すが、意味は分かっていないので会話は成立していない。もぐコロ(さかな)の改造手術をした犯人で、切断した下半身はレンチンして食べた。
チュパカブラ(左)、キョンシー(右)
チュパカブラ:くまとパグを監禁したことがあるが反省した。楽しい日常を送るのが好き。チンチラを飼っている。
キョンシー:ユニコーンとバイコーンの仲間だが、もぐコロを助けたことがある。計算高く、貸したお金は利子をつけてキッチリ取り立てる。
ギョニソ
魚肉ソーセージ。もぐコロと見た目が似ている。ナイフで頭を切り飛ばしてくる。