演:稲田徹
概要
まだヤンマ・ガストが王になる以前のンコソパで幅を利かせていたギャング集団のボス。
大柄な体型に黒ずくめの服装が特徴的なとにかく威圧的な風貌で、武器として釘バットを持つ。
シオカラやアッカ、ウスバとマユタの以前の親分でもあり、彼らとともに偽札を作って利益を不当に貪る等の悪事を働き、しかも警察まで買収して自分達の悪事を隠蔽し続けていた。
そんなある日、自分達の偽札を鑑定する装置を作って人々にばら撒いていたヤンマの存在を知ると、シオカラ達にアジトまで連れてこさせ、そこで彼を痛めつけるが、どれ程叩きのめされても決して屈しない姿や、天涯孤独で失う物の無いその身分から痺れを切らして殺そうとするが、そんなヤンマのポリシーに心を打たれたシオカラに反逆され、最終的には気絶する程にまでボコボコにされた。
その後の安否は不明だったが第47話でゴッカンの牢獄に投獄されていた事が判明。
他の仲間と何度も隙を見て牢の壁を崩して穴を掘り脱出しようとしていたが、リタはそれを見抜いており敢えて泳がせていたことが判明。再来した神の怒りの脱出通路として使うよう進言した。
余談
名前の由来は、ヤクザや極道を表す隠語「スジ者」(そのスジの人といった形で使われる)と思われる。
一見するとトンボや昆虫と関係が浅い名前に思えるが、フタスジサナエやアカスジベッコウトンボ等、複数のトンボの和名や学名によく使われている。
演じる稲田氏は、特捜戦隊デカレンジャーのドギー・クルーガー/デカマスターを始め、数多くのスーパー戦隊作品に出演した常連声優だが、俳優としての出演は宇宙戦隊キュウレンジャー第18話でのエキストラとしての出演以来となった。
また、狼の顔を描いたエンブレムや、犬の頭を象った肩当て等、そのドギーやデカマスターをイメージさせる要素も組み込まれている。