紫電(ヒューマンバグ大学)
しでん
公式サイトでの解説
暗殺一族 雷家の現頭領。
鎖鎌などの特異な武具を使いこなす一流の戦闘者。秋月義一の護衛を引き受けていたが、隙を縫った金鳳に討たれてしまう。
護衛一族の誇りを損ねられた紫電は凶行へと動きだす。
概要
紫色のコートを肩に羽織り、紫色の長髪をオールバックにし右顔面に稲妻のように大きな傷跡が特徴的な男性。雷電と同じくハイライトが全くない目付きをしている。
暗殺者一族「雷一族」のトップであり、雷電からは「様」付けで呼ばれている。秋月義一の専属護衛であり、彼の主催する政治パーティーでは護衛役の指揮官を務めていた。
人物
性格
無表情のシーンが多い身内の雷電と異なり彼の場合は比較的表情豊かであり、智也との交戦時には戦闘を楽しむそぶりを見せていた。暗殺一族としてのプライドが高いものの、「誇りを取り戻すには報復しかない」と言い切りそのためならばターゲットどころか無関係な人間を巻き込む事に何の躊躇もないと言い切る等、最早病的と言っていいほどである。
登場回
- 2023年11月1日の動画(瓜生龍臣)
初登場。
初出は雷電からエルペタスの任務で翌日外出する旨の報告を受けていたシーンであり、秋月邸の清掃担当業者に紛れて潜入していたさゆりにこの様子を目撃された。
翌日の政治パーティでは、秋月義一の護衛役の指揮官として周囲を警戒しており、演説時は義一の真後ろに控えていた。演説を聞いて義一暗殺を決断した智也による吹矢での攻撃をいち早く察知し、義一の体を少しずらすことで暗殺を阻止した。その後、部下2名とともに智也を追跡し、彼と交戦するも今回は取り逃がしてしまう。そして、彼を見失った後、不敵の笑みを浮かべてこう言うのであった。
「活きがいい。我を殺すなど久々に聞いた… 人生に刺激を与えてくれてとてもありがたい…」
秋月義一の護衛として桐谷議員主催の水着パーティーの会場に到着するも、車両から出た直後にバースが現れたため、義一を守るためにバースとの戦闘に発展した。
バースに先手を取られたことで防御が間に合わず胸部を浅く切られてしまう。その後、苦無の二刀投げなど忍の技術を披露してバースのこめかみに傷を負わせるも、致命には至らなかった。
こうして両者が睨み合っている中、施設内からの警報音が聞こえたことで紫電は義一の護衛を優先する判断を下し、バースとの戦闘を中断した。バースの方も、GPSを通してカリンが施設外に脱出したことを確認したため、紫電を追跡せずに現場から離脱したのであった。
果たし切れなかった使命 そして暴走へ・・・
- 2024年1月15日の動画(瓜生龍臣)
票田獲得の為に宗教セミナーに参加する秋月に「敵もかなり殺気立っているから公務を控えた方がいい」と進言するも、彼の考えを聞いて受け入れる。会場に到着するや否や、瓜生と智也に奇襲され、他の護衛らと共に阻む。自身は瓜生との戦闘に発展し、正面切っての戦闘は不利と即断、得物である鎖鎌を取り出す。瓜生すら脅威に感じる鎌裁きで優位に立ちかけるも、瓜生がセミナーの旗2本を使う戦術を使い始めた事で覆されて強烈な拳打を顔に受けてしまう。それでも強靭なメンタルで向き合う。
戦いが激しくなろうとする中、突如として瓜生の踵を返す様子を見て嫌な予感が過り秋月を探しに向かう。そこで見たのは…
セミナーに偶然参加していたモーリーの一員である金鳳智の手により骸と化した主君である秋月の姿であり、抱きかかえながら慟哭した。
主君を守れず死なせてしまった無念、雷一族の誇りを汚された紫電はモーリーに強烈な復讐心と怨念を抱いていく。そしてそれは一族の暴走と抗争激化を予兆するモノとなった。
- 2024年2月9日の動画(瓜生龍臣)
仕えていた秋月家の当主であった秋月義一を討たれた報復で無関係な市民を巻き込むのを良しとしないエルペタスのトップである大丸の方針を無視して、手段を選ばず報復を決行する。
部下になりふり構わない方針を貫かせて銀田家の宗家どころか親族を襲いながら護衛の鵺一族を容赦なく巻き込むが、それがきっかけで自分の最愛の娘を持つエルペタス最強の戦士に目を付けられてしまう羽目になった。