SSカンパニー
しゅんさつかんぱにー
概要
メタボスに続くゲラコビッツの手下であり、「スーパーサプリカンパニー」を名乗ってクッパ軍団に近づく。その正体は、コインさえ払えばどんな仕事も瞬く間に確実にやり遂げる「瞬殺カンパニー」であり、自分たちが開発した謎のサプリなどを使ってクッパ軍団の面々を洗脳し、操って暗躍する。
『ニンテンドードリーム 2019年2月号』のインタビューによると、かつてマッドサイエンティストであるゲラコビッツの助手として仕えていたが、現在は離れて「何でも屋」をしている。実はメタボスと同種族であるが、彼とは仲が悪い(物語序盤にて、スーリムはメタボスのことを「豚さん」と呼んでいた)。
クッパJr.RPG内のストーリー中盤以降では謎のサプリ『ドンドクドンダZ』の効果で狂暴化したモンスターが現れることがあり、うちけしが効かないがかえりうちは効く。
実はゲラコビッツには忠誠を誓っておらず、真の目的はゲラコビッツを裏切り自分たちがキノコ王国を支配する事である(こんな奴らを部下にしたゲラコビッツもキノコ王国を支配しようとしたのだが)。
そのやり口はイギーを海に突き落としたり(結果としてイギーは一時記憶喪失となり、リューグーの元で保護されることになった)、ガリナールZを手に入れたクッパJr.たちの前に現れ、ドンドクドンダZを調合して作り出し、それをわざわざ目の前でモートンに飲ませて狂暴化させたり、ウェンディを人質に取ってクッパJr.を一方的に痛めつけるなど凶悪であり、彼らも自らが『悪』である事を誇りに思っている。
ここまで凶悪なのはバツガルフやマジョリンやディメーンと意外と多い。ゲドンコ星人はもはや別格なのでノーカウント。
ただし三人の絆は強く固く結ばれており、最終決戦で彼らにとって非常に苦しい(特に第一バトル撃破後のドンドクドンダZを飲ませる)場面に遭遇しても、最後の最後まで互いを見捨てず、守りあっているようだった。
余談
最終決戦ではゲラパトやゲラカメックなど主にゲラコビッツ関連のキャラを連れているが、何故か序盤でクッパなら一撃で倒され、寄り道しない限りはマリオ&ルイージと戦うことがないゲップそうも引き連れており、すけっととしても登場している。
なお、マリオのRPGに於いては(こいつらがマリオと対峙する事はないとはいえ)マリルイ4以来となる完全オリジナルの悪役キャラである。
メンバー
- スーリム(メイン画像中央)
名前の通り細身で長身の男性。リーダー格の頭脳派。紳士的に振る舞っているが、目的達成の為なら手段を問わない狡猾な性格。キザな面もありルドウィッグとのカッコつけ合いも披露した。
えんきょりタイプでカードを投げて攻撃する。
- キュット(メイン画像左)
紅一点のキュート担当。常に宙に浮いている。スーリムをスーさんと読んだり、口調は可愛らしく明るいが、性格は悪魔。おちょぼ口をしているが、口はかなり大きくルドウィッグ曰く「スイカを丸呑みできるぐらいバカでかい」とのこと。本人はその事にコンプレックスを抱いておりそれを指摘されると怒って口調が荒くなるが判断力を失うらしい。ムチオの事を心配したり、最終決戦でドンドクドンダZを服用して正気を失くしても、スーリムとペアを組んでいる際にスーリムが攻撃を受けると『ばいがえし』で反撃するなど仲間思いな面もある。ひこうタイプ。
- ムチオ(メイン画像右)
格闘家風の大男でパワー担当。無口な性格でセリフが少ない分キャラが少々掴みにくい。中盤でイギーの事を心配するような素振りを見せるようになってからはスーリムやキュットとは別行動をとるようになったが、その正体はルドウィッグが化けていた偽物だった。また、ほんの一瞬だがメンバーで唯一本編にも登場しており(メタボルスペース終盤でピーチ姫がゲラコビッツに攫われる場面で、ボム兵に紛れる形で出ている)、そちらが本物のムチオである。とつげきタイプ。