「キサマラヲ倒シ...新タナ軍団...」
「我々ノ...悪ノ軍団ノ時代ガ始マルノダ...!」
概要
※『クッパJr.RPG』の重大なネタバレを含みます。
『マリオ&ルイージRPG3DX』の『クッパJr.RPG』のラスボス。正式名称は「究極合体スーパーSSカンパニー」であり、その名の通りSSカンパニーのスーリム、キュット、ムチオが究極合体した、とっておきの姿である。
クッパ城にて、クッパJr.率いるクッパ軍団と、今作の悪役であるSSカンパニーとの最終決戦が始まり、絆で結束を固めたクッパJr.達に敗れた三人は、自らドンドクドンダZを服用してもなお、見事に撃破されてしまう。
最後は三人同時にクッパ軍団にぶつかるがやはり敗れてしまう。しかし、これで終わりではない。執念で立ち上がった彼らはとうとうとっておきを発動し、この姿へと変化したのだった。
容姿
髪型は赤、青、黄の三色のオールバックで、腕足ともにそれらの色で構成されている。怪獣のようなやや横長い顔、大きな口に鋭いギザギザの歯、黒い衣装を身に纏い、指は3本。意識があまり残っていない(ドンドクドンダZの副作用もあるのか)らしく、台詞は片仮名で表示されており、咆哮を上げるその姿は何処と無く怪物、もしくは怪獣を彷彿とさせる。
胸の中心には、黄色のネクタイが中枢となり、その結び目の両方には青色のリボンの上部分、ネクタイの下部の左右には赤色の帯で構成されたものが飾られている。これは、スーリムの黄色のネクタイ、キュットの青色のリボン、ムチオの赤色の帯が合体したものである。
バトル
クッパJr.たちが彼らの元へと駆け寄るとクッパ七人衆のコピーを生み出し、バトルが始まる。偽物の七人衆に対する台詞はサブリーダーによって異なる。
ただ攻撃が強力なだけでなく、専用コマンドを使ってコマンドバキュームではクッパJr.の一部コマンドを吸い込んで使用不可能にしたり、タイフーンブレスで一定時間こちら側のキャラクターを吹き飛ばして戦線離脱をさせるなど、前作のラスボスよりも圧倒的に強い。
とはいえ、偽のクッパ七人衆は打ち消しが効く上、グループアタックも使わないことから、こいつより3、4バトル目の方が厄介だったりする(更に、このバトルに入ると強制的にCPも全回復する)。
だが、こちらにも前作から受け継がれしとっておきがある。クッパJr.たちのとっておきでクッパ軍団は一つとなり突撃していく。そして、撃破されたKGS3Cは星を散らしながら消滅した。
スキル
リーダーコマンド
- きあい
チーム全体のGDD(軍団魂)を上げ、アタックを発動しやすくなる。
- コマンドバキューム
吸い込みを行い、クッパJr.側の一部のリーダーコマンドを封じてくる。
- タイフーンブレス
強力なブレス攻撃で仲間の一部を吹き飛ばす。
- ドンドクチャージ
ドンドクドンダZを補充し、全ステータスアップ。
- ドキドキボックス
箱を叩きランダムな効果のアイテムを使用。
アタック
- ぶちぬき
太いビーム砲を放つ。
余談
こいつがカエルのような動きをするのは、服用しているドンドクドンダZがドンドクガエルというカエルを材料にしているからだと思われる。
また、マリオ&ルイージRPG3の本編では決戦の舞台がピーチ城であることに対し、こちら側はクッパ城である。
なお、本作には巨大なボスが三人おり、ボムキングはえんきょりタイプ、ブリローズはひこうタイプ、彼らKGS3Cがとつげきタイプであり、SSカンパニーのメンバー同様三すくみとなっている。