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グラディエータービギンズの編集履歴

2012-08-25 04:32:59 バージョン

グラディエータービギンズ

ぐらでぃえーたーびぎんず

グラディエータービギンズとは、アクワイア・娯匠が開発・販売しているゲームタイトルである。この作品は、ローマの剣闘士となって帝国内の様々な出来事に関与していくアクションゲームである。 娯匠が出した前作である『グラディエーター ロード トゥー フリーダム』はこの物語の数年後と言う設定であるため、同じキャラクターも登場する。

ストーリー


プレイヤーは剣闘士(奴隷として買われた)となって、古代ローマ帝国の闘技場に身を投じる。貴族や豪商、軍人などと盟友になり、帝国を覆う権力闘争にも関与していくこととなる。果たして流血と狂気の世界で主人公は勝ちぬけるのだろうか…


主なキャラクター

主人公サイド

当初は買われた奴隷であるが、勝ち抜いてお金を貯めれば自由の身になれる(この辺りは、ギリシャやバビロン、ローマの奴隷制を意識している)。


スタンダードな片手剣(小さな盾を持つ)、堅守タイプの大盾、攻撃重視の二刀、素早さ自慢の格闘のモーションをカスタマイズし、武器のみならず盾、兜、手足の防具を鍛えたりポイント制の能力振り分けで強くっていく。知り合った貴族や商人など権力者との話が進むと様々な物語に進める。男女によってしゃべり方やキャラの反応が違う。


主人公を剣闘奴隷として買い取った興行主。貴族や豪商とのコネクションを得ようとするセコイおっさんだが、どこか憎めない。


スキンヘッドと黒い肌が特徴の、マゲリウスが経営する訓練所のコーチ。序盤の訓練でチュートリアルもしてくれる、主人公の善き師範ではあるが上達したプレイヤーにフルボッコされて血まみれになるなど、可哀想な人でもある。


ポンポニウス一派


ローマの政治家同士の争いに介入するルートで登場。元老議員の周囲に暗い影が…。


ローマ貴族で元老院をも務める。武道好きな好々爺で、剣闘を愛するあまり剣奴を消耗品扱いせずに扱う人格者で、主人公も彼に目をかけてもらう。

だがアツくなると周りが見えないことも。政界から身を引いて出版事業をしたいと考えているが、政争の悪化によりそれもできなくなっていく。


ポンポニウスの旧友だったが、友人の弁護を引き受けて言い争って以来、仲が悪い。剣闘は娯楽と断言している。


前作にも登場した怪力巨漢でアピキウスの遠縁でもある「移動式活火山」。放蕩者と言われるが武芸の腕は一流。貴族には貴族の誇りがあると考えてるあたり、単なるワルではなさそうだ。

前作ではデブマッチョだが、今回はそれほど太っておらずガチムチである。一騎当千と言える鉄槌と巨大シールドによる破壊力と攻撃範囲を誇るが、振り回した後の隙を突けば楽に倒せる。


フランマ


ケルト人の女の子で護衛兵。謎めいたものの言い方をする不思議ちゃんだが斧と盾の腕は本物。

アイドルなので「可憐なる蛮人」と言う別名を持つ。独特の兜を付け、高速ラッシュを繰り出すが、攻撃をはじきながら反撃のチャンスを伺うと良い。


剣闘士まんが


暴れサボテンの異名を持つ解放奴隷で興行主。過去に触れてほしくない様子であり、貴族の振る舞いに不平を抱いている。敵となった場合は片手剣スタイルで隙が少ないが、手足の防具をつけていないため、足元や腕を狙えば勝てる。


アクイリア一派


名族の軍人・ドルスス家の令嬢。気性の激しいツンケンした娘さんだが、主人公を見出して親しくなると、おいしい料理を振る舞い、ときには軍資金を提供したりするなど気前が良い。遠征先で生死不明となった父上を信じ、いかなる時もその教えを守るなど単なるお嬢様ではない。


アクイリアの父アクイリオス将軍にとりたてられた剣奴で、今ではドルスス家の忠臣。主人公に昔の自分を重ね合わせたり、アクイリアお嬢様と主人公のパイプになるなど善きじいやさんである。アフリカの部族みたいな恰好である。


アクイリウス閣下の忠臣で、剣闘もこなす「仮面剣闘士」…など良い人に見えるが、実はアクイリアを妻としてドルスス家を乗っ取る野望を抱いた冷酷な男。紳士的な顔つきに似合わず小ずるい性格で、遺言をでっちあげるなど外道。大盾スタイルでガードは固い。


前作にもいたゲルマニア(ドイツ)人の戦士。捕虜であったが、自分を負かしたアクイリオスの人道的な振る舞いと武勇に感じ入り、互いを認めている。剣闘士の世界でも一流で「高潔なるローマ」と呼ばれる、正々堂々とした無益な殺しを嫌う騎士的な人傑。大盾系最強と言える戦士。


セクストゥス


前作では珍しかった女戦士。東方トラキア生まれの槍使いであり、情報収集をする条件として主人公と戦う。片手剣のソードを長槍に持ち替えたリーチの長さは圧巻。赤いレオタード鎧はセクシーだが顔が濃すぎる。

ネメシス


プロシウス一派

元剣奴で、その時からお世話になっていたパトロンの引き立てもあって興行を出来るくらいの富豪になった。ちょい悪系のオッサンで、手が早いと言われている。ある貴族と問題を起したために嫌がらせを受け、主人公と共闘していく。


プロシウス配下の剣奴。ギリシャ神話に出てくる軍神の子孫で女戦士アマゾーンの子孫と言われる。責任感が強く、自分の不始末のせいで主人公やプロシウスに迷惑をかけたくないと言うなど誇り高い気質の二刀使い。兜を脱ぐと黒紙と褐色の美人だが、ビキニアーマーがどうみてもふんどしに見えてしまう…。

センシティブな作品


プロシウスを目の敵にする変態貴族。メ―デイアを自分の愛人にと欲し、嫌がらせや迫害に余念のない横暴なハゲオヤジ。


プロシウスの教え子だったが裏切り、ドミニクス派になった剣奴。奴隷は奴隷でしかないという考えの持ち主で、プロシウス派になった主人公と戦うモヒカン兄ちゃん。二刀流を授かった免許皆伝の愛弟子のはずなのに、大盾と言う筋金入りのひねくれ者。


エリザヴェタ一派


ローマの財務官・ウィプサニウスの奥方で、館を開ける夫の代わりに家政を務める。武器店や農場も経営するやり手だが、調度品扱いされるのに辟易している。たくましい剣闘士と“火遊び”してしまい、強請りに使おうとする彼らを始末するため、主人公に近づく。一見すると悪女じみているが、どこか哀愁があって憎めないところがある。


スペイン生まれの剣奴で、「イスパニアの剣舞」の異名を持つ二刀流剣闘士。ウィプサニウスと主人公とを亡き者にしてエリザヴェタを寝取ろうとしていたが陰謀で主人公と戦わされ、戦死した。


ウィプサニウスお気に入りのエジプト人剣闘士。ホルス神の仮面をかぶって二刀流の使い手。「太陽の使者」と言う異名をとる。宙返りや連続突きを繰り出す。


アイコン(右がウルスス、左がホリエス)


ウィプサニウスお気に入りのエジプト人剣闘士。アヌビス神の仮面をかぶっている、やはり二刀流の使い手。「魂の裁定者」と言う異名を持ち、足元や防具を破壊する作戦を使う。笑い声がすさまじい。


ローマで人気の美形戦士で、ウィプサニウスが権力とカネに任せて対戦カードを組んだほどの傑物。ヌミディア生まれのアフリカ人で、前作でも強さは健在だった「銀炎の韋駄天」。ただし兜の中身は…?


Spiculus


エリザヴェタの夫で、軍人と財務官を歴任した実力者「非情の財務官」。妻の反抗的な態度を懲らすべく刺客を送るが主人公に阻止され、自らが始末すべく昔取った杵柄とばかりに勝負を仕掛けてくる。元軍人で、槍のリーチも長く、かつ高性能な兜を装備しているため現職文官とは思えない強さである。



ローマ帝国


アウレリウス皇帝の子で、時期皇帝と見込まれる文武両道の英雄。史実では暴君だが、ゲームでは善人である。しかも、ヘラクレスのコスプレをして二刀で戦う場面もある。ストーリーの進行によっては彼の臣下として栄達できることも。


アクイリアの父。ゲルマニアでセクストゥスを打ち負かす実力派だが、遠征先で生死不明になったとされる。


コンモドゥス親衛隊の百人隊長。奴隷階級が時期皇帝の信任を得るなどあってはならないと考えている。親衛隊だけあって防御に優れた大盾使い。


全編通して主人公と戦うライバル。マケドニア人らしく「マケドニアの新星」と呼ばれる。片手剣だけでなく格闘技も少々こなす。元コソ泥だったが剣奴で出世を目論んでいる。


パルティア征伐で名を上げたシリア総督。コンモドゥスと時期皇帝の座を巡って争う。グリエルムスと組んだり、盾も持たず長剣のみで主人公と戦うなど知勇に秀でた将軍。


その他の剣闘士

ローマの剣闘士の頂点に君臨する「闘技場の魔人」。両手に大斧を持ち、兜以外に防具をつけていないが、それを補って有り余る桁外れの体力が特徴、加えて攻撃力・スタミナも非常に高く、一度隅に追いやられてしまうと一瞬で倒されてしまうほどの強さを持ち、最大まで能力を上げていても油断できない無い強敵である

Danaus


ローマにおいてダナオスに次ぐ2位の強さを持つ「紅い右腕」。その名の通り紅いハンマーを持ち右腕を紅い装備で固めている。全身に重量の重い装備を装着し重さの乗った攻撃で相手を圧倒する戦法を用る。そのため攻撃は重く、装備は外しにくい強敵になっており、加えて圧倒的なまでのスタミナを使い連続攻撃を叩き込んでくる。実は数年後にあたる前作では訓練教官をしており引退前の戦い方を知ることができる。

出場前の昼食


上位の有名剣闘士の中で唯一格闘で戦う「野生の本能」。異名の如く本能の赴くまま相手を打ち倒すまで猛烈な攻撃を続ける。犬の骨や野獣の牙を使った装備を用い、軽量ながらも鋭い攻撃を可能とし、格闘タイプの素早い連続攻撃と豊富なスタミナで相手を圧倒する。

普段は兜で隠れているが、素顔は耳・鼻・上唇が全て削ぎ落とされており、獣の様なくぐもった声はこのことに起因していると思われる。

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